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フェイスブック「リブラ」はなぜ迷走したのか? 「デジタル人民元」の実用化を急ぐ中国と、それを猛追する各国の中央銀行の思惑とは? 香港発の「疑惑のステーブルコイン」とは? 独自開発に動き出した大手米銀の狙いとは? 「デジタル通貨」の覇権をめぐるIT企業・民間銀行・中銀の三つ巴の争いを、第一人者が鮮やかに描く。
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Posted by ブクログ
何周回遅れかで仮想通貨関連の動向に少しでもキャッチアップすべく。2020年出版なのですでに陳腐化している話題もあったけど、リブラが他の仮想通貨と何が違ったのかや、CBDCの流れを大掴みするには十分有用だった。
日銀出身の著者による各種ブロックチェーンの暗号資産のタイプやCBDCとの違いの解説。 世界の中央銀行の2割が6年以内にCBDCを発行する計画があるとのこと。フェースブックのリブラや中国の動きに刺激され、以外とスピードが速いのかも。
前作からさらに状況は変わっている。ビットコインはまだ伸びてるし、リブラはコケた。でもCBDCへの流れは変わらない。よく状況をフォローして、10年後の世界を思い描けるようにならないと。
仮想通貨の本、二冊目。今度は金融システムの面からみた本。リブラと各国の民間銀行と中央銀行のデジタル通貨。どれも、通常の通貨を裏付け資産にするのでビットコインのような「相場」はない。決済目的の通貨。 必ずしもブロックチェーンを使う訳ではなく、なんとかPayに当たるものを中央銀行が発行するようなのもあ...続きを読むる。 中国のデジタル人民元が一番早そう。プライバシーとか考慮する必要がない。
ビットコインに代表される仮想通貨のトレンドと各国の中央銀行との関係が良く整理された本。 仮想通貨ではないが、わたし自身がPayPayを多用するようになった2年ほど前、100億円あげちゃうキャンペーンなどの渦中にいた際に、 「これって、孫さんが国民全員に対してこの期間奢ってくれるっていうキャンペーン...続きを読むだな、、」と感じ、 「これは国レベルで実施したら、税や還付の仕掛けが変わる」あるいは、「富裕層の寄付行為とその受益者との関係がとてもスマートなものになる」と感じたものだが、まさに中央銀行がデジタル通貨を発行した場合のメリットとしてその手の話が記載されていて非常に腑に落ちた。 PayPayでもういいかな?という気もするが、 仮に日銀がデジタル円を発行したら、特定のアーティストや、あるいはある程度の緩いスクリーニングによる特定分野の属性の人に対する寄付行為、ファン経済、パトロン的な動きも楽にできるような仕掛けにしてほしいものだ。 要するに「俺、今お金沢山稼いでいるから、26歳以下の音楽活動をしている年収300万以下の人達に1億円配りたい」と思ったらボタン一つで配布できるような仕掛けだ。 はるかに複雑な事はPayPayのポイント還元でできているから、ITゼネコンが威信をかけて作るデジタル円ならその程度の事はやってもらいたい。 お金は既に世の中に余っている。 使う人間の数は増えない モノも溢れかえっている 子供たちにクリスマスや誕生日プレゼントで欲しいものをきいても「特にない」といわれることが常態化している そんな子供たちが大人になった時の消費行動は全く別なものになっている(物は売れない、) このあたりのニーズをうまく拾える仕掛けを、社会は既に求め始めている。
「CBDC 中央銀行デジタル通貨の衝撃」と同様のことが記載されている。 デジタル通貨をめぐる昨今の動きを分かりやすく解説されている。デジタル通貨は、民間企業、民間銀行、中央銀行の3者が、それぞれの目的に基づいて発行を目指し、競争しているとの現状があり、様々な観点で競争を見つめる必要がある。
フェイスブックが進める、新デジタル通貨「リブラ」の発行計画。それに対抗する世界各国の金融当局。デジタル通貨を巡って繰り広げられる覇権争いの様相を解説した書籍。 フェイスブックが発行の意向を表明したリブラは、主に以下のような特徴を有したデジタル通貨である。 ・「リブラ協会」が中央の管理者および発行主...続きを読む体となる。 ・「100%の裏付け資産」を持つ。そのため価格が安定する。 ・主要5通貨からなる「通貨バスケットにリンク」することで、通貨価値が固定化(ペッグ)される。 リブラ構想は各国の危機感を煽った。その要因は以下の通り。 ・通貨価値が安定しており、支払手段として使いやすい。 ・27億人に及ぶフェイスブックユーザーという、膨大な数の「潜在的な利用者」を擁している。 ・世界の有力企業がリブラ協会に参加しており、モノやサービスの決済通貨としてすぐに使われる可能性がある。 各国から批判を受け、リブラは「単一のグローバル通貨」の発行という方針の転換を余儀なくされた。リブラの実現に向けては、今後、各国当局との交渉に相当な時間を要することが見込まれ、目標とされる2020年中の導入は困難とみられる。 価格の変動が大きい仮想通貨市場では、価格の安定化を図った「ステーブルコイン」が登場している。だがそれも、価格の振れを完全にゼロにできる訳ではない。こうした点のさらなる改善を目指して出てきたのが、デジタル通貨である。 今、世界の中央銀行は「中央銀行デジタル通貨」(CBDC)の発行に向けて動いている。いくつかの中銀は、現在の銀行券に代わる「小口決済用CBDC」の発行を3年以内に見込むなど、中銀デジタル通貨の発行はすでに秒読み段階に入っている。
デジタル通貨について疑問に思っていたことがわかってよかった。 ブロックチェーンについての知識のある人にとっては第一部と第二部は極めて初歩的なので、第三部だけ読めば良いと思う。
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中島真志
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