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41万語以上の収録語数を誇る世界最大・最高の辞書『オックスフォード英語大辞典』(OED)。この壮大な編纂事業の中心にいたのは、貧困の中、独学で言語学界の第一人者となったマレー博士。そして彼には、日々手紙で用例を送ってくる謎の協力者がいた。ある日彼を訪ねたマレーはそのあまりにも意外な正体を知る――言葉の奔流に挑み続けた二人の天才の数奇な人生とは? 全米で大反響を呼んだ、ノンフィクションの真髄。
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Posted by ブクログ
一気に読み終わった。 とある偶然があって、主人公の遺品が手元にある。こんな偶然が無くても「事実は小説よりも奇なり」を地でいった本書は、読むものを離さない。 OEDについて多くの記述を期待するのは筋違い。これはある奇特な篤志編集者の奇妙な伝記です。
ずっと読みたいなと思ってた作品やっと読めました!ノンフィクションはほぼ初めてでしたが、小説みたいにスリリングで臨場感高く、読み応え抜群でした! 辞書編纂の仕事…いいなぁ 辞書編纂ものの本は何気に今年4冊目?
映画が面白そうだったので、映画を観る前に原作を読んでみた。 オックスフォード英語大辞典(OED)の編纂のノンフィクション。事実は小説より奇なりというしかない。
出町柳の古本屋さんで偶然見つけて購入. 「オックスフォード英語大辞典」はよく知らなかったのだが,語源,意味の変遷を,時代ごとの大量の例文によって示した大辞典で,編纂には足かけ70年を要したという大作である.清の時代の康熙字典のようなものか. その編纂作業の中盤の中心人物であったマレー博士と,在野にあ...続きを読むりながら多大な貢献をしたマイナー博士の二人を描く.独学で言語学の第一人者となったマレーと,蔵書から大量の,しかも適切な例文を見つけて提供してくる謎の人物マイナー博士の交流には,何か胸が熱くなる.
博士と狂人―世界最高の辞書OEDの誕生秘話。サイモンウィンチェスター先生の著書。かの有名なオックスフォード英語大辞典は博士と狂人のたゆまぬ努力と共同作業で生まれた。博士と狂人とされているけれど、天才と狂人は紙一重とも言うし、博士と天才であったのかもしれませんね。
オックスフォード英語辞典というものがあって、英語にはこういう凄い辞書があっていいなぁ~、日本語にもあれば良いのにとずっと思ってました。これはそのオックスフォード英語辞典の編集者とそのちょっと変わった寄稿者にお話。細かい感想は省くけどオックスフォード英語辞典がボランティアによる貢献を最初から計算に入れ...続きを読むて作られる有様は今のオープンソースソフトウェアのやり方ととても似てて、ある意味先祖とも言えるんじゃないかな。
ノンフィクションだから、さらに面白い人生のはなし。 辞書を作ること、精神病のこと、マイナー博士のこと、三つの柱で展開されていく物語は思わず読み進めてしまう面白さです(*^^*)
七十余年の歳月を費やして編纂された世界最大の英語大辞典(OED)。謎の協力者の数奇にして痛ましい人生。殺人者を許す妻。交差する博士と狂人の人生と変わらぬ友情。やがて関係者は全て世を去り不朽の名作だけが残る。事実は小説より奇なりの言葉が相応しい物語。ただ挿絵のマイナー博士の部屋が私の下宿の部屋に似てい...続きを読むるのには苦笑。
2011.10.10. おもしろかった!最初は、なかなか読み進むのが大変だったけど、中盤からページを繰るのももどかしくて。人生って、ドラマチックです。ふたりの出会いの奇跡を作ったのが、旦那を殺された奥さんだったとか、本当に事実は小説よりも奇なり!って、思う。 2011.06. 言語学の先生がオスス...続きを読むメしていたので。
この本、なんだか海亀のスープ風な水平思考クイズのようである。 「オックスフォード英語大辞典の編纂は、ビクトリア朝大英帝国の威信をかけた文化事業であり、世界的な意義も大きいプロジェクトだった。この編纂にあたり、最も高い貢献をし、情熱的であった一人は、決して人前に現れようとはしなかった。この人物は何者...続きを読むなのか?」 という問題に対し、本書丸々一冊が回答編として存在すると言えるかもしれない。 回答を一言で言うとタイトルにもある通り、「この人物は狂人で、精神病院に収容されて一歩も施設外へ出ることができなかった」からである。 明晰な頭脳と高い教養を持ちながら、精神病院の個室から出ることは適わぬまま、外部の求めに応じてその英知をもって助力とする医学博士。なんだか『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター博士のような印象も受ける。そういう意味での掴みも十分で、「はじめに」で、彼の人物、アルフレッド・マイナー博士と、編集主幹であるジェームズ・マレー博士初めての邂逅が語られている。そこで、マイナー博士の驚くべき素性が明かされるのだ。 そして綴られていく、マイナー博士の生涯。また、編集主幹として貢献したジェームズ・マレー博士の生涯もまた、まるでこの偉業を成し遂げるために生まれてきたような、運命的なものを感じさせる。 歴史的なプロジェクトの概観、辞典編纂作業のディテールは、地味だが、十分に知的好奇心を満足させる、読み物として愉しめるテーマである。だが、それに携わる人々のあまりにも劇的な生涯は、そうしたディレッタンティズムを遥かに凌駕する。「ドキュメントの重み」という、言葉では収まりきれない、重厚なドラマを感じさせるのだ。
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「博士と狂人」
2020年10月16日公開 出演:メル・ギブソン、ショーン・ペン、ナタリー・ドーマー
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博士と狂人 世界最高の辞書OEDの誕生秘話
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サイモン ウィンチェスター
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