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ドラマ作りで大事なことは、脚本家の名声やプロデューサーの思いつき、役者の知名度ではない。ヒットの法則に沿ってドラマを作ることである。そして、そのノウハウは一朝一夕で生まれたものではない。(中略)その意味では、『ゲゲゲの女房』はかつての朝ドラ全盛期――ローマ時代の黄金法則を発掘した、いわばルネッサンスのような立ち位置なのだ。(本文より)。「朝ドラ」の全96作品を分析してわかった、ヒットの法則。
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Posted by ブクログ
名作は名作のオマージュという視点が面白かった。新しいジャンルを生み出すことだけがヒットの鍵ではなく、昔の売れ筋を今の形で引き出すことも必要
何気なくとった本。子供のころから、朝ドラをちょくちょく見ていた。たしかにここ10年は面白くなったなぁと感じていた。ただ、なぜか、朝ドラ秋から始まるドラマは、好きになれないなぁとも感じていた。何気なく読んでみたこの本に答えが書いてあった。凄くすっきりしました。 朝ドラの話題だけでなく、他局の連ドラが不...続きを読む調な理由も分析。まさか、あの作品が分岐点だったとは! 愉しみながら読みました。
さくっと読めた。 エンターテインメントにおけるクリエイティブとは、優れた過去の作品を現代風にアレンジする作業のこと。それ即ち、オマージュでありリスペクト。0を1にするのではなく、1を2や5や10にすることが重要である。 連ドラという枠を超え、映画、舞台などでも言えること。「温故知新」の精神こそが...続きを読むクリエイティブな炎を燃やす一番の燃料である。
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