動きすぎてはいけない ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学

動きすぎてはいけない ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学

1,100円 (税込)

5pt

3.8

全生活をインターネットが覆い、我々は窒息しかけている――接続過剰の世界に風穴を開ける「切断の哲学」。異例の哲学書ベストセラー!*千葉=ドゥルーズ思想読解の手引きを付す

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動きすぎてはいけない ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年05月31日

    「動きすぎていけない」生成変化の論理。インターネットの海と接続過剰の中、惑溺する私たちは、しかし「非意味的」に切断されうる。歴史的に築かれてきた現代の「状況」の中で、如何に他者との共立を実験しうるのか。ハイデガーらの否定神学に回収されし尽くされることの無い複数性を肯定する論で、とても面白かった。

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    Posted by ブクログ 2021年02月20日

    アラン・バディウはドゥルーズの思想に潜在的な全体性の肯定を見いだし、そこにファシズムの危険性が伏在していると批判しました。著者はこうしたドゥルーズ像に抗して、「接続する」ドゥルーズと対置される「切断する」ドゥルーズ像をえがき出し、とくにそれが存在論においてドゥルーズ以後のメイヤスーやマラブーといった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月12日

    千葉雅也(1978年~)氏は、フランス現代哲学及び表象文化論を専門とする、立命館大学大学院教授で、2013年に発表したデビュー作の本書で表象文化論学会賞を受賞した、現在注目される現代思想家のひとり。
    本書は、難解な哲学書ながらベストセラーとなったことは有名。単行本の帯には、1980年代のニューアカ・...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月23日

    檜垣さんの「ドゥルーズ―解けない問いを生きる 」が、面白かったので、勢いでこちらも読んでみました。

    檜垣さんの本は、ベルクソンの後継者として、何か時間の中で継続しつつ、生成し、差異を生み出していくというイメージでドゥルーズを読んでいた。

    このドゥルーズ像は、これまで私がわからないなりに読んできた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月24日

    切断と接続、という対立項を提示し、切断性により重心を寄せつつその間に留まることで、ドゥルーズの思考を包括してみせた本。すばらしい仕事。

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