ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
司馬遼太郎という作家の大いなる魅力のひとつに、その話術の妙がある。歴史に対する深い造詣から紡ぎ出される数々の興趣つきない逸話は人の心を捉えて離さない。全集第一期の月報のために語り下ろしたものと、「雑談・隣の土々」という表題の雑誌連載から三篇を収めた珠玉の談話集。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
歴史と風土 日本に対して、 今まで自分が以下に興味を抱いてこなかったかを 実感。 面白い。 久し振りに読んでいて興奮する本に出会った。
司馬さんの小説における司馬史観というものをたずねるような作品です、小説だけでは知りえない司馬さんの視点を感じることができる本ですよ。
作家が膨大な知識の中、日本の風土を鑑みながらその歴史観を披露する。歴史小説を読む手引きとしても利用できるほど本書は優れている。290ページ程度の薄い本ではあるが内容は濃い。
シバさんは本を書く天才なのかなと思っていたけど、結構物語を作るまでに悩んでいる。それと妄想癖。親近感がわいた。
もう何冊読んだかわからない、司馬遼太郎。 (数えたら、もうそろそろ100冊でした) 何がそんなにいいのかというと、まったくもってわかりやすいの一言に つきると思う。 歴史を歴史として話すのではなく、現在を通して歴史を伝える。 そして歴史も当時の現在の一瞬一瞬の積み重ねが歴史なのだということを 気づ...続きを読むかせてくれる。 あと5年くらいしたら、全部読んでしまうだろうな。 そしたらまた竜馬がゆくでも読もうかな。
15の小さなお題に分かれていて、まさに歴史と風土のタイトルどおり、そのお題についての司馬遼太郎の価値観というものが顕れている。なかにはそこまで言うの、と思うものもあるが、総じてやはり司馬とうならされるような視点で、読んでいると面白い。
この作品は司馬遼太郎さんが月刊誌などで談話されたものがいくつも紹介されている。 「中央と地方」では現代社会、現代人の中央文化に危機を感じ、薄っぺらい主体性の無さを嘆いている。 かつて坂東武者達が縁者を頼りに京に行き、あってもなくても変わらぬような官位を欲しがり、そしてそれを故郷で権威として振りかざ...続きを読むした。 だが次第に戦国大名のような力を持ったものが各地に台頭すると地方ごとに文化が生まれ、江戸期にはさらにそれが顕著に現れてくる。 だが明治維新でそれは崩壊し、約300年間培われた地方文化は薄れ、東京こそ正しいというような風潮を特に若者が抱いているのが現代かもしれない。 我々は坂東武者に戻ってしまったのかもしれない。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
歴史と風土
新刊情報をお知らせします。
司馬遼太郎
フォロー機能について
「文春文庫」の最新刊一覧へ
「エッセイ・紀行」無料一覧へ
「エッセイ・紀行」ランキングの一覧へ
街道をゆく 1
合本 菜の花の沖【文春e-Books】
坂の上の雲(一)
合本 坂の上の雲【文春e-Books】
試し読み
花神(上中下) 合本版
覇王の家(上)
故郷忘じがたく候
以下、無用のことながら
「司馬遼太郎」のこれもおすすめ一覧へ
▲歴史と風土 ページトップヘ