歴史と風土

歴史と風土

611円 (税込)

3pt

4.0

司馬遼太郎という作家の大いなる魅力のひとつに、その話術の妙がある。歴史に対する深い造詣から紡ぎ出される数々の興趣つきない逸話は人の心を捉えて離さない。全集第一期の月報のために語り下ろしたものと、「雑談・隣の土々」という表題の雑誌連載から三篇を収めた珠玉の談話集。

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歴史と風土 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    歴史と風土

    日本に対して、
    今まで自分が以下に興味を抱いてこなかったかを
    実感。
    面白い。

    久し振りに読んでいて興奮する本に出会った。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    司馬さんの小説における司馬史観というものをたずねるような作品です、小説だけでは知りえない司馬さんの視点を感じることができる本ですよ。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

     作家が膨大な知識の中、日本の風土を鑑みながらその歴史観を披露する。歴史小説を読む手引きとしても利用できるほど本書は優れている。290ページ程度の薄い本ではあるが内容は濃い。

    0
    2012年10月17日

    Posted by ブクログ

    シバさんは本を書く天才なのかなと思っていたけど、結構物語を作るまでに悩んでいる。それと妄想癖。親近感がわいた。

    0
    2011年11月10日

    Posted by ブクログ

    もう何冊読んだかわからない、司馬遼太郎。
    (数えたら、もうそろそろ100冊でした)

    何がそんなにいいのかというと、まったくもってわかりやすいの一言に
    つきると思う。
    歴史を歴史として話すのではなく、現在を通して歴史を伝える。
    そして歴史も当時の現在の一瞬一瞬の積み重ねが歴史なのだということを
    気づ

    0
    2015年07月14日

    Posted by ブクログ

    15の小さなお題に分かれていて、まさに歴史と風土のタイトルどおり、そのお題についての司馬遼太郎の価値観というものが顕れている。なかにはそこまで言うの、と思うものもあるが、総じてやはり司馬とうならされるような視点で、読んでいると面白い。

    0
    2011年07月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この作品は司馬遼太郎さんが月刊誌などで談話されたものがいくつも紹介されている。

    「中央と地方」では現代社会、現代人の中央文化に危機を感じ、薄っぺらい主体性の無さを嘆いている。
    かつて坂東武者達が縁者を頼りに京に行き、あってもなくても変わらぬような官位を欲しがり、そしてそれを故郷で権威として振りかざ

    0
    2012年10月28日

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