コルトレーン ジャズの殉教者

コルトレーン ジャズの殉教者

880円 (税込)

4pt

4.0

ジョン・コルトレーン(1926-67)。そのサックスから迸る音は、ジャズという音楽を根本から変えた。本書は、世界的に知られる研究家が著す、決定版評伝である。発掘資料、貴重写真、関係者へのインタビュー記録などを駆使し、ジャズの可能性を極限まで追求しつづけ、ついにはジャズに殉じて逝った男の全人生を描く。

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コルトレーン ジャズの殉教者 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ジャズ、コルトレーン(John Coltrane)が好きなので、常にカバンに入れて持ち歩いています。。

    何も考えずに、読めるので・・小説でもなく、エッセイでもなく、ハウツーでもなく、・・・それでいて肩肘はらずに楽しめる良書です。

    0
    2013年07月15日

    Posted by ブクログ

    コルトレーンあんまり好きじゃないけど興味を持ったので読んだ。これ読んでコルトレーンって結構音楽に対していろんなメッセージやらテーマを詰め込んでいたってのがわかったんだからソロがあんなに激しいてのは分かった。しかし、どうしても自分はソロが長くて、アルトのような音をするコルトレーンのジャズが好きにはなれ

    0
    2015年01月04日

    Posted by ブクログ

    マイルスのグループにいた時期と、カインドオブブルーの時期と、バラッドの時期と、至上の愛の時期というのが、時系列で頭の中で整理できていなかったので、非常に勉強になりました。活動時期が非常に濃縮されていたんですなあ。

    筆者、大阪の呉服屋にして世界的なコルトレーン研究家。趣味人的な旦那衆の厚みこそが大阪

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    2014年05月15日

    Posted by ブクログ

    読んでいるとコルトレーンを聞きたくなってくる。60年代ブリティッシュインベージョンの起こる前からジャズの一番すばらしかた時代を駆け抜けた革命家。「至上の愛」は難解と言われる事が多いが、聞きこむほどにそのスピリチュアルな激しさに心を打たれる。

    0
    2012年02月20日

    Posted by ブクログ

    人物像、歴史がわかりやすく書かれてあった。時代が前後して書かれてありましたが、それも苦にはならなかった。色々と新しいことが書かれている。

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    2011年03月30日

    Posted by ブクログ

    最近出た岩波新書。 ジャズはまずマイルス・デイヴィスを中心に聴き、マイルス関連本は5冊くらい読んで軸足を作った(つもり)。確かにマイルス史観があると、コルトレーンの生涯も対比させて読むことができた気がする。

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    2011年05月14日

    Posted by ブクログ

    コルトレーンの生涯史。読みやすく、楽しめた。時代背景や楽曲に込められた意味、コルトレーンの思想が描かれていて、聞いてみたくなりました。
    「バラッド」と「Live at Village Vanguard」はCDがあり、「バラッド」はお気に入りなのですが、本人の思い入れはそんなにないようで、そんな話をし

    0
    2011年05月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    藤岡靖洋さん『コルトレーン ジャズの殉教者』(岩波新書)を読む。

    スピリチュアル関係がそもそも苦手で、『アセンション(神の園)』とか『オム(阿吽)』とか何のことやらわからんし、有名な「私は聖者になりたい」という発言もうさんくさくて、私にとって、どうにも仲良くなれない代表選手がトレーンだ。

    そのト

    0
    2011年05月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コルトレーン研究書としての白眉とのことで、読んでみた。よくまとまって読みやすかった。

    ”同郷の好”という地縁(モンク、ガレスピー)をノースカロライナ州の地図で示してくれていたり、作品に込められている人種差別に反対する意図など、知らなかった知識もフンダンに。

    ただただまじめな求道者、JAZZの殉教

    0
    2015年10月27日

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