パウロ 十字架の使徒

パウロ 十字架の使徒

836円 (税込)

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キリスト教の礎を築き、世界宗教への端緒をひらいたパウロ(紀元前後─六〇年頃)。この人物なくして、今日のキリスト教はないと言っても過言ではない。アウグスティヌス、ルターに多大な影響を与えたといわれる、パウロの「十字架の逆説」とは何か。波乱と苦難の生涯をたどり、「最初の神学者」の思想の核心をさぐる。

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パウロ 十字架の使徒 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    パウロの考え方を誤解していた。
    「パウロが命を賭けて伝えようとしたのは、人間の自己絶対化を厳しく否定し、神の前に謙虚に自らを見つめ直して、人間の『弱さ』に深く思いを向けるように、というメッセージである。」
    とのことです。

    0
    2023年04月21日

    Posted by ブクログ

    「聖書学」とはこういうものなのか、というのが素朴な感想。聖書のなかのそれぞれのテキストを書いた人物の特定であるとか、それが書かれた状況であるとか、その人物がどのようにものごとを捉える人であるかとか。それらを踏まえた上で、使徒たちの間に見られる、イエスの死に関する、ユダヤ教的(ヘブライ的)・「悔い改め

    0
    2019年06月03日

    Posted by ブクログ

    キリスト教はパウロ教と名乗るべきだ、と言う主張を聞いたことがあった。
    ユダヤ教のカルトであった「キリスト教」を、ユダヤ人以外にも布教し、受け入れられるように変え、世界的な宗教にした、と。

    結局、自分の知っている「キリスト教」はパウロ教なので、
    それがどう本来のキリスト教徒と異なっているのかがわから

    0
    2018年03月21日

    Posted by ブクログ

    パウロがキリスト教を世界宗教にしたことは漠然と知ってはいたが,具体的なことを認識できた.ユダヤ教の律法第一主義の世界の中で,パウロが葛藤した経緯が明確に示されている.読解が難しいパウロの数々の手紙を,原文などを参照しながら的確な訳文を随所に引用していて,理解しやすい.”「不信心で神なき者を義とする神

    0
    2017年06月27日

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