大学・中庸

大学・中庸

880円 (税込)

4pt

天下国家の政治もその根本は一身の修養にあることを説く『大学』。人間の本性とは何かを論じ、「誠」の哲学を説く『中庸』。朱子によって『論語』『孟子』とともに四書の1つとされた儒教の代表的な経典。本書では、朱子以前の古い読み方を探求して、両書の本来の意味を明らかにすることを主眼とした。朱子の『大学章句』等を併収。

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大学・中庸 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年07月31日

    私が人生で初めて啓蒙を体感した書。これからも慎独の道を守り通して行きたいと思っている。
    しかし、中庸の方は難解で奥深く、これを理解するにはまだまだ経験が浅いので、読むのは気が向いた時に軽く、という風にしている

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    Posted by ブクログ 2015年03月15日

    古典を読むにあたり、西洋哲学と共に
    東洋思想もバランス良く織り交ぜたい。

    本書は、「論語」「孟子」と共に四書
    と呼ばれる儒教の代表的経典。

    「大学」は、政治の根本は己の修養で
    ある「修己治人」を説き、「中庸」は、
    道徳の実践として「中庸の徳」「誠」
    を説く。

    リーダーとして仕事をする上で、又広...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年11月06日

    読む意味があるのかと思う部分もあるが、特に大学に関しては大変参考になり、自分ちゃんとしなきゃと思える本。何度も読む価値がある。

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    Posted by ブクログ 2013年10月16日

    大学の部分のみ。
    「わが身をよく修めようとした人は、それに先立ってまず自分の心を正した。自分の心を正そうとした人は、それに先立ってまず自分の思いを誠実にした。自分の思いを誠実にしようとした人は、それに先立ってまず自分の道徳的判断を十分におしきわめた。道徳的判断をおしきわめて明晰にするには、ものごとに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年09月24日

    現代の日本では儒学の読物としては論語から入る人が多いと思いますが、僕はこの大学から読む事を強くお勧めします。

    全文くまなく金言である!などとは思いませんが、冒頭部など儒学の原理を端的にわかりやすく説明している気がします。
    逆にここを抑えた上で他の四書を読むと理解、共感の度合いが非常に増す気がしてお...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年04月29日

    儒教の基礎と極意がセットになったお得な本。

    儒教の有名どころは一通り読んでので再読。
    大学は儒教を学ぶ者がすべきことが簡潔に書いてあり、
    中庸には最終的に目指すべき人物像が書いてある。

    大学は分かりやすく、中庸は分かりづらい。
    大学は修己治人の教えが一貫して説かれるが、
    中庸は最初のうちこそタイ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月18日

    大学は、個人の修練が国家安寧にもつながることを説いている。中庸は、バランス感覚の重要性を中心に、勉学の仕方等について説いている。後者は自分の価値観の核にもなった。

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    Posted by ブクログ 2022年10月06日

    開始:2022/10/3
    終了:2022/10/6

    感想
    儒教の中心教理までの道のりは果てしない。たとえ頭で理解しても実践に移せなければ意味はない。まずは親を敬い、友達を大事にするところから。

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    Posted by ブクログ 2022年03月13日

    歴史で習った「四書」は『大学』→『論語』→『孟子』→『中庸』の順で学ぶべきという。本書はそのうち最初と最後を学べる。

    大学之道、在明明徳、在親民、在止於至善(大学第1章)
    大学は、最高学府と大人の学びの意味を兼ね、まずは一身の修養が大事。

    中庸は、その意味だけならさほど難しくもないが、
    誠者、天...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月13日

    四書(『論語』『孟子』『大学』『中庸』)のうち『大学』『中庸』を収録。ただ、朱子の『章句』(いわゆる新注)でなく、『礼記』四十九篇から原本、古義を求める古注である。ただし、朱子の『大学章句』も読み下し文、口語訳も併収されている。

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