たましいの場所

たましいの場所

770円 (税込)

3pt

18歳から21歳まで歌を歌っていた。早くおじいさんになろうと思い、25歳、町の本屋の主人として暮らしはじめた。そして二十数年後、無性に歌が歌いたくなり歌手として再出発した早川義夫の代表的エッセイ集。「恋をしていいのだ。恥をかいていいのだ。今を歌っていくのだ」。心を揺り動かす率直で本質的な言葉。文庫用に最終章を追加。

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たましいの場所 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    推薦コメントを寄せたクドカンが自身がMCを務める番組「おやすみ日本」で早川さんをゲストとして招いた時に言っていた言葉がとても印象的で、今も覚えています。
    「脚本の事で悩んでいた時に入った喫茶店に早川さんの本があって、その場で一気に読みました。早川さんの本の中に自分が悩んでいた事の全ての答えが書いてあ

    0
    2015年05月26日

    Posted by ブクログ

    衒いのない、むきだしの言葉が並ぶが、通奏低音には、ずっと「やさしさ」が太く、あたたかく、大きく、鳴り響いている。
    精神的に落ち込んでいた時に、ふと本屋で出会い、助けてもらった本です。 この本があれば、どんなに落ち込んでも大丈夫、また助けてもらえると思えると、色んなことに対して怖れずに人生を進んでいけ

    0
    2014年04月30日

    Posted by ブクログ

    ジャックスのボーカルが書いた本という事で購入したが、とても良い本だった。歌や人生に対する飾らない素直な姿勢が素晴らしいと思う。
    格好悪い事をさらけ出さないと次ぎに進めない。しかし、ちょっとさらけ出し過ぎじゃあないですか?早川さん。

    0
    2014年02月18日

    Posted by ブクログ

    ―――恋をしていいのだ。叫んでいいのだ。歌を作っていいのだ。恥をかいていいのだ。僕たちは生きている最中なんだ。―――

    大事なところに線をひっぱってくださいと言われたら、全部にひいちゃいそ
    うなくらい、おさまりの良い一冊。

    帯文はクドカン。
    「誰かに悩みを相談するくらいなら
    この本を繰り返し読んだ

    0
    2013年05月21日

    Posted by ブクログ

    早川義夫という人間を知る。歌手、エッセイスト、元本屋店主など異色の経歴を持つ。そんな彼のコラム。本当に変わった考え方や共感できる考え方、様々だけれども最後まで読みきってこの著者の事を知りたい。

    0
    2013年02月20日

    Posted by ブクログ

    宮藤官九郎の推薦文、峯田和伸のオシ、七尾旅人のオマージュエッセイと、自分的には先にそれを知っていたら読まなかっただろうという感じなのだが(ちなみに古本で購入)、あえて先入観を外して読むとなかなかに面白い。還暦のオヤジがここまで素っ裸でものを言うのは簡単ではなかろう。

    0
    2022年07月09日

    Posted by ブクログ

    この本を読んで、ワタシが思ったのは猪木さんの『馬鹿になれ』という詩。
    「馬鹿になれ/とことん馬鹿になれ/恥をかけ/とことん恥をかけ/かいてかいて恥かいて/裸になったら/見えてくる/本当の自分が/見えてくる/本当の自分も笑ってた……/それくらい/馬鹿になれ」
    宮藤官九郎が絶賛するこの本の著者は、18歳

    0
    2018年11月18日

    Posted by ブクログ

    こんなことを言ったらかっこわるいかなとか、人に見られたら恥ずかしいな、とか、そういうあれこれを全部とっぱらった素直なこころの叫び。純粋で、不器用だからこそ、痛い。けれど、人間くさくて気持ちが良い。

    「ものづくりの人にとって、作品はいわば排泄物のようなもの。」
    「歌は、悲しいから歌うのだ。精神が健康

    0
    2017年09月23日

    Posted by ブクログ

    ★★★
    大いに共感する部分があり、共感しない部分もある。
    美学。共感する部分が多かった気がする。
    エッセイを久々に読んだ。好きだなあと感じた。
    読み終わる頃に表紙の娘さんがとても魅力的に見えてきた。

    最後の方に書評。いくつか、気になるのが見つかった。
    読むものが無くなった時に、読み返したい。

    1

    0
    2015年10月19日

    Posted by ブクログ

    書店でクドカンの帯をみてさらにあとがきを七尾旅人が書いているのでおもしろそうな本だなと購入。文庫版あとがきに銀杏BOYZの峯田和伸も絶賛していたとある。
    エッセイなのだがところどころではっとした表現を描いてくれる。
    特に親への想いは印象的で表題のたましいの場所はその場で2回も読み返してしまった。意味

    0
    2013年12月30日

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