花のベッドでひるねして

花のベッドでひるねして

480円 (税込)

2pt

海辺で拾われた捨て子の幹は、血の繋がらない家族に愛されて育った。祖父が残したB&Bで忙しく働きながら幸せに過ごしていたが、廃墟のビルに明かりが点いてから不穏な出来事が起こり始める。両親の交通事故、夢に出る気味の悪いうさぎ、玄関前に置かれる小石……。歪んだ世界を、小さな村の平凡な営みが正してゆく。希望が芽吹く傑作長編。

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花のベッドでひるねして のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    何度もうるうるきた。
    家族の優しさや愛がいっぱいつたわってきて、たくさんの人が救われてよかった。

    引き寄せの法則の本当のところが書かれてるようにも思って。

    私も花のベッドで昼寝するように生きようと、日々を大切に、丁寧に優しく生きようと思った。

    読めてよかったです。

    0
    2023年06月28日

    Posted by ブクログ

    こんな素敵な本があるんだ、やっぱり本って素敵だ…というかよしもとばななさんが、素敵だ。
    あとがきにも書いてあったが、本当に父を亡くし、そして出来た本なのだ。バーーーっと書いたと。素晴らしいものを残してくれた、ずっと大切にしたい1冊。

    わたしにもいつか様々な別れが降り注いで来るのだろうけれど、おじい

    0
    2022年09月21日

    Posted by ブクログ

    だいすきな作品です。何度も読みました。きっとこの先も何度も読むと思います。こころを救ってくれてありがとう。

    0
    2022年05月18日

    Posted by ブクログ

    不思議なことが沢山詰まっているけれど、今自分の目の前にあること、もの、ひとを大切に想える作品。きらきらしたものが少しずつ降り積もって、まるで花びらが集まったように心地いい感覚を渡してくれる。

    0
    2021年01月24日

    Posted by ブクログ

    命が自分の手の外で 勝手に始まってしまう
    運命なんて 背負いきれないような
    重たいものを 勝手に連れてきて

    もう取り返しのつかない
    圧倒的な絶望から 命は 始まっているのかもしれなくて

    それらすべてが許されている
    溢れるほどの希望を抱えて 命は続いていくのかもしれなくて

    次から次へと溢れていく

    0
    2018年01月11日

    Posted by ブクログ

    この本が、よしもとばななさんの本を読んだ初めてのものです。
    選んだ、理由は、宮本輝さんとの対談の中で、お父さんが亡くなってから、いよいよ自分の時間が持てるようになり、小説家として、最初に志していた内容だったと知ったからです。
    わかめにくるまった赤ちゃんが拾われ、素敵なお爺さんをはしめとした家族の中で

    0
    2017年10月31日

    Posted by ブクログ

    十年ぶりくらいに
    よしもとばなな を読んだ。
    久しぶりに
    本屋さんの新刊コーナーで
    ビビビっと惹かれたのは

    無意識に 自分が求めてたのか、
    呼ばれたのか

    読みはじめたら
    学生時代に大好きだった
    そのままの ばななさんの世界で
    空気感で
    それにどっぷり浸って
    すごく懐かしくて 幸せでした。

    0
    2017年05月20日

    Posted by ブクログ

    「違うこと」をしない、っていうおじいちゃんの教え、簡単なようで本当に難しいんだよなあ、と思いながら読み進めた
    こういう自分の軸になる考え方とか、何かあると行く大切な場所とか、頼りになるものを何個か持っておくのが大事なのかも


    なんかもう疲れちゃった!っていう日、会社の近くの本屋さんに行ったらよしも

    0
    2023年08月27日

    Posted by ブクログ

    ずーっとあたたかくて、きらきらしてたなあ

    花のベッドでひるねをするように
    日々を心から愛おしく思う心を大切にして、たくさんの心地よいものに囲まれて生きていきたい

    0
    2023年03月17日

    Posted by ブクログ

    心が温かくなるような一冊。
    タイトルが素晴らしい。
    おじいちゃんの言葉が全部刺さった。
    お父様が亡くなってから書いた作品だとのこと。今まで読んだばななさんの他の作品より死の雰囲気が近いように感じた。

    0
    2023年02月19日

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