人生がうまくいく 哲学的思考術 (白取春彦の思考術)

人生がうまくいく 哲学的思考術 (白取春彦の思考術)

1,540円 (税込)

7pt

4.2

著者・白取春彦は、哲学書についてこう語る。


私は、哲学書を思考と人生経験の芸術だと思っている。
論理の正確さだの思考体系だの真理の探究ではないと思っている。
人生について考えることは、
重要度において論理のような人工的なものをはるかに越えた事柄ではないだろうか。
もし、人の生き方を論理と効率性で割り切って考えてしまうのならば、
結局のところは経済的損得勘定になってしまうだろう。
そんな味気ない虚無主義的な人生を、私個人は人生と呼びたくない。


著者は古今東西の多くの哲学書から学んだ生き方のヒントを紹介するのにとどまらず、
読者に向かって熱く呼びかけ、励ます。


この一回限りの人生を本当に生ききりたいのなら、
自分主義でいかなければならない。自分が自分のルールを決め、自分がその責任をとるのだ。



人生になんらかの物差しをあてて測定して人生の結果とするのはあまりにも小さすぎはしないか。
それよりも、何が起きてもひるまず、たじろがず、むしろ不敵な笑みを浮かべて取り組む生き方のほうが人間としても高貴ではないだろうか。


読む人は誰でも、自分の人生を肯定し、前に進む勇気が得られるに違いない。

...続きを読む

人生がうまくいく 哲学的思考術 (白取春彦の思考術) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「頭の中で考えるだけでは、考えとしてはどこにも存在してない。言葉、態度、表情によって表現される」

    文章は正しいテンポで読むときだけ理解できる。
    価値判断の色付けをしない 
    愛を持てば知は増える 
    自分の心を素直に明かす、隠さない。
    愛を持って人と接する 
    本気で欲しがればものは手に入る 
    見えてい

    0
    2023年01月25日

    Posted by ブクログ

     自分以外の誰かが定めた価値観に沿って生きようとするから不幸になる。
     過去を悔やみ将来を不安がるのは、自分が描いた虚構の中で生きようとするからだ。今自分を包んでいる周囲を、借り物の価値判断の色眼鏡を通さずありのままに受け止め、見ようとするなら、その人の人生は幸せだと言えよう。愛というのは、相手を受

    0
    2018年11月04日

    Posted by ブクログ

    世間では現実を見ろとか、現実はそんなに甘くないなどと言った言葉をよく耳にしますが、私はこれまで現実についての定義が曖昧だったことを理解しました。

    現実とは一人ひとりそれぞれ違ったものであり、個人の現実とは、良いことも悪いことも含め、これまでの人生で自分が参加してつくってきたもの、自分が積み重ねてき

    0
    2023年12月13日

    Posted by ブクログ

    知性ある人間は感情を剥き出しにせず悠然と構える!!仕事を丁寧に続けることで、自分を育て、良い人間になる!!自分が自分のルールを決め、自分がその責任をとる!!自分の身に起こった全てのことを肯定し人生を愛する!!\(^o^)/

    0
    2017年04月21日

    Posted by ブクログ

    20170407 自分の身におこったすべてのことを肯定する。それが人生を愛することだ。例えば、こんな言葉に救われるタイミングがある。

    0
    2017年04月07日

人生がうまくいく 哲学的思考術 (白取春彦の思考術) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

白取春彦 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す