最も危険なアメリカ映画 『國民の創世』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで(集英社インターナショナル)

最も危険なアメリカ映画 『國民の創世』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで(集英社インターナショナル)

1,188円 (税込)

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暴走するアメリカ民主主義──その「原型」はハリウッド映画の中にあった! 「トランプ現象」は突然起きたものではない。それは言うなればアメリカ建国のときからの「病巣」であり、それを誰よりも鋭く見抜いていたのが映画人たちだったのだ。いま、映画を語らせれば右に出る者はいない町山智浩がその蘊奥を尽くして語る「映画から見たアメリカの病理」。その深層に触れたとき、あなたはきっと戦慄するであろう。ハリウッドが封印しつづけた米国の恥部とは? 映画史上最高の傑作がKKKを蘇らせた? ディズニーが東京大空襲をけしかけた? トランプは60年前に映画で予言されていた? 映画評論家町山智浩のライフワーク、ついに結実!

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    Posted by ブクログ

    暴走するアメリカ民主主義──その「原型」はハリウッド映画の中にあった!
    「トランプ現象」は突然起きたものではない。それは言うなればアメリカ建国のときからの「病巣」であり、それを誰よりも鋭く見抜いていたのが映画人たちだったのだ
    いま、映画を語らせれば右に出る者はいない町山智浩がその蘊奥を尽くして語

    0
    2022年12月13日

    Posted by ブクログ

    「自由と平等の国アメリカ」の裏を、映画を通して語っている。
    黒人、移民、有色人種、同性愛者、リベラル、共産主義、カウンター・カルチャーに対する嫌悪感と、キリスト教、白人男性至上主義のアメリカという思想が、アメリカで作られた様々な映画について、かなり突っ込んで、そしてグロテスクに評されていく。
    しかも

    0
    2016年11月28日

    Posted by ブクログ

    一日で全部読み切った。町山さんのこういう観点での映画評論は歯切れが良過ぎて、ちょっと危うい感じもするんだけど、やっぱり面白い。

    0
    2022年03月06日

    Posted by ブクログ

    最初は面白く、ぐんぐん読んでいたが後半ダレテきた。著者、内容というより題材の時代背景を知らないのでのめり込めなかったのかもしれない。しかし映像、メディアの恐ろしさを再度認識した。『バック トゥー ザ フューチャー』『フォレスト ガンプ』の解析には驚き! 「フォレスト ガンプ』を見た時の違和感の原因

    0
    2020年06月06日

    Posted by ブクログ

    アメリカという国は黎明期から深刻な問題を抱えているけれど、戦争はもちろんカルチャー面でも激動の歴史の連続だったのだなと知った。
    映画を手掛かりにアメリカ史が簡潔に書かれているのでわかりやすい。
    撮り手が語っているのを抜き出しての町山氏の考察も、こんな見方もあるんだなと新しい発見だった。

    0
    2019年12月09日

    Posted by ブクログ

    アメリカ映画の古典的名作といわれている作品から、歴史的背景を読み取り社会にどのような影響を与え合ったのかを考察した一冊。

    0
    2018年11月24日

    Posted by ブクログ

    アメリカ社会の差別の闇も深いという事を改めて感じる。映画が、その後の社会やまた新たな映画への影響を与えてること、そのエッセンスが入っていることなどは、この本を、読まなければけっしてわからなかった裏話も多かった。

    0
    2018年10月03日

    Posted by ブクログ

    様々な映画を引き合いに、差別と隠蔽に満ちたアメリカ史をさくっと解説する。
    「国民の創生」のような事実の塗替えによる隠蔽もあれば、告発もある。
    人種のサラダボールに保革、階層間の政治的な思惑が裏で揺らめく複雑な国アメリカへようこそ

    0
    2018年01月02日

    Posted by ブクログ

     きわめて若いメディアである「映画」は、第八芸術と呼ばれている。20世紀初頭から現代に至る米映画の歩みを振り返れば、期せずしてアメリカ精神史が見えてくる。
     明るく軽い映画が主流の米映画界にあって、伏流水のように暗く重い映画が製作され続けていた。
     教科書的名作「國民の創生」から最近作「バック・トゥ

    0
    2017年12月12日

    Posted by ブクログ

    ルポ トランプ王国――もう一つのアメリカを行く (岩波新書)を読んだばかりであり、映画の世界にも、いろいろな思い入れのもとに、熱狂的な支持を得た映画にも、直視できない問題をかかえていることがあるなあと思いました。

    0
    2017年05月12日

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