楽聖少女3

楽聖少女3

671円 (税込)

3pt

4.6

初オペラの公演失敗で落ち込んでいたルゥのもとに届いたのは、プロイセン王国での再演依頼だった。喜び勇んで楽譜の書き直しを進める彼女の身に、やがておそるべき異変が襲いかかる。……耳が聞こえなくなり始めたのだ。 原因を探るうちに僕が見つけたのは、ベートーヴェンの隠された過去と、さらなる謎。 不安を抱えたまま僕らはプロイセンに向かうことになるが、折しもナポレオンもまたプロイセンに進軍を開始。歴史に翻弄される僕らの運命は、再び戦場で激しく交錯する ──

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楽聖少女 のシリーズ作品

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  • 楽聖少女
    671円 (税込)
    高校二年の夏休み、僕は悪魔メフィストフェレスと名乗る奇妙な女によって、見知らぬ世界へ連れ去られてしまう。 そこは二百年前の楽都ウィーン……のはずが、電話も戦車も飛行船も魔物も飛び交う異世界!?「あなた様には、ゲーテ様の新しい身体になっていただきます」 女悪魔の手によって、大作家ゲーテになりかわり、執筆をさせられることになってしまった僕は、現代日本に戻る方法を探しているうちに、一人の少女と出逢う。稀代の天才音楽家である彼女の驚くべき名は── 魔術と音楽が入り乱れるめくるめく絢爛ゴシック・ファンタジー、開幕!
  • 楽聖少女2
    649円 (税込)
    交響曲の初演成功から数ヶ月、ルゥはスランプに陥っていた。新作の曲が革新的すぎて既存のピアノでは弾けず、新楽器の開発も行き詰まっていたからだ。 そんな折、フランス軍がウィーンへ進攻。僕はついに魔王ナポレオンと相まみえる。そこで知るのは、魔王のあまりにも意外な素顔と、この歪んだ十九世紀世界の秘密の一端。そして僕らの前に現れる、不吉な銃を操る若き音楽家。 「俺がナポレオンを殺る。邪魔するな」 復讐に燃える彼の背後には、悪魔の影が……。
  • 楽聖少女3
    671円 (税込)
    初オペラの公演失敗で落ち込んでいたルゥのもとに届いたのは、プロイセン王国での再演依頼だった。喜び勇んで楽譜の書き直しを進める彼女の身に、やがておそるべき異変が襲いかかる。……耳が聞こえなくなり始めたのだ。 原因を探るうちに僕が見つけたのは、ベートーヴェンの隠された過去と、さらなる謎。 不安を抱えたまま僕らはプロイセンに向かうことになるが、折しもナポレオンもまたプロイセンに進軍を開始。歴史に翻弄される僕らの運命は、再び戦場で激しく交錯する ──
  • 楽聖少女4
    627円 (税込)
    束の間の平和が訪れる中、ルゥがいよいよ取りかかったのは、歴史的な二大交響曲《運命》と《田園》。しかしその初演にまたしても教会が言いがかりをつけてくる。 ただの難癖に終わるかと思われていた教会の妨害工作は、ナポレオンとその敵対勢力の陰謀の絡み合いからやがて大事件に発展し、予測不能の悲劇は悪魔メフィをも巻き込む。 死地に追い込まれた僕がついに直面するのは、この奇妙な世界を支配する残酷な《運命》そのもの――。急転する絢爛ゴシック・ファンタジー、第4弾!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

楽聖少女3 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今回の鍵は、ハイリゲンシュタットの遺書とフィデリオ。
    まさかこんな絡みで、最後にはあの人が出てくるなんて!!もう興奮しっぱなしでした。
    最後には泣かせてくれるしなー。

    しかし、貴重な挿し絵のうち二枚をオッサンに裂いてしまう岸田メル先生って…

    0
    2013年11月12日

    Posted by ブクログ

    ミヒャエル師範とヴァルトシュタイン伯爵が大半を持っていったような印象。後半の展開は胸と目頭が熱くなりました。

    0
    2013年07月16日

    Posted by ブクログ

    ルゥは何者なのか。本物のベートーベンはどうなったのか。その謎に迫った巻。ミヒャエルさんの真相とルゥとともにいた悪魔の正体、そして結末に涙した。あまりにもずるい。

    0
    2013年06月13日

    Posted by ブクログ

    ルゥの過去に関わるかなり重要な伏線が回収され、全体を通じて重い雰囲気の一冊。いずれ聴覚の話は絡んでくると思ってましたが、ここまで重くなるとは。

    クラシックのように繊細かつ雄大な表現と、ユキのツッコミや散りばめられた小ネタに象徴される現代サブカルチャーの融合。相変わらずのハイクオリティでした。

    0
    2013年04月07日

    Posted by ブクログ

    読むの疲れる、この作品。
    すごく痛々しいというか、悲壮というか、雰囲気がそんな感じなのに、何でユキのツッコミはここまで面白いんだろうか。
    ずっと悲壮な雰囲気が続く中で、そういうユキのツッコミが、少し息を抜かせてくれる。
    まだ終わるなよ、と思いながら、読みました。

    0
    2013年02月17日

    Posted by ブクログ

    正直途中まではシリアスすぎて微妙と思ってたんだけどミヒャエル師範、そしてヴァルトシュタイン伯爵が格好良すぎてもうね。

    0
    2013年11月04日

    Posted by ブクログ

    読めば読むほどに物語が洗練されていく印象。特にこの巻は1巻からの伏線も見事に消化されていて、続きが気になる内容でした。

    これまでのユキは状況に流されがちでしたが、いろいろな喪失を経て変化をしているのは確か。次巻でどういった姿を見れるのか、ルゥとの距離感がどうなるのかにも期待です。

    0
    2013年05月11日

    Posted by ブクログ

     失敗したオペラを再演しようとするルドヴィカですが、本物のベートーヴェンと同じように耳が悪くなり、体調も崩していきます。そんな中、オペラを上演するためにプロイセンに向かいますが、戦争に巻き込まれます。
     終章で出てくる遺言やルドヴィカをベートーヴェンに変えた悪魔がしたことなどが、感動的で印象的でした

    0
    2013年03月18日

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