文士の料理店

文士の料理店

814円 (税込)

4pt

4.0

「松栄亭」の洋風かきあげ(夏目漱石)、「銀座キャンドル」のチキンバスケット(川端康成)、「米久」の牛鍋(高村光太郎)、「慶楽」のカキ油牛肉焼そば(吉行淳之介)、「武蔵」の武蔵二刀流(吉村昭)──和食・洋食・中華からお好み焼き・居酒屋まで。文と食の達人厳選、使える名店22。ミシュランの三つ星にも負けない、名物料理の数々をオールカラーで徹底ガイド。『文士の舌』改題。

...続きを読む

文士の料理店 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    文人たちの愛した料理と店を紹介している。
    「店」を紹介するガイドブックではなく、「文人とその食」を紹介する。
    1編ずつは短いが、文士の個性が余すところなく描かれていて、その作家をどう読もうか、という参考にもなる。
    舌が肥えすぎ、店主や客を人間観察しすぎ、事情を察しすぎ、と感覚の鋭すぎる文士たちはしば

    0
    2024年02月21日

    Posted by ブクログ

    嵐山光三郎には「文人暴食」「文人悪食」という先行する好著があるが、この本は同じ食を扱っていても背景には店があるせいか、筆の勢いにはややためらいがあるようだ。 それでも、自分の好きな店などいくつか出てくるので、ほぅ、へぇ、といった感想を持ちながら楽しく読んだ。しかし、いちばん印象に残るのは火宅の人で知

    0
    2019年10月07日

    Posted by ブクログ

    この本には22人の文士とその文士が愛した22の料理店が紹介されている。単純なお店と料理の内容だけではない。
    作者が見、聞き、接した文士たちの性格から生き様まで。
    22店のうち私が足を運んだお店は3店。「文士の料理店」には期限がある、いつかは店を閉めるときがくる。
    早く他の店にも行ってみよう。

    0
    2013年07月02日

    Posted by ブクログ

    「文人悪食」「文人暴食」の著者による明治、大正、昭和の作家達が贔屓にしたレストランガイド。森鴎外から開高健までゆかりの22軒が紹介されているが、これだけ残っているだけでも奇跡に近いだろう。消えないうちに出かけて、料理を味わいと作家達の痕跡を探してみたい。

    0
    2013年08月16日

文士の料理店 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

嵐山光三郎 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す