異人たちの館

異人たちの館

1,223円 (税込)

6pt

著者の初期最高傑作が復活!

8歳で児童文学賞を受賞し天才少年と呼ばれた小松原淳は、なぜ富士の樹海に消えたのか? 母親の依頼で淳の伝記を書くことになった作家志望の島崎は、膨大な資料を読み、関係者に取材して淳の人生に迫るが、やがて不気味な“異人”の影が彼の周辺に出没するようになり……。

解説・小池啓介

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異人たちの館 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年01月14日

    倒錯のロンドに続いて折原さん2作め。仕掛けを警戒しながら読み進めるも、意外な展開に翻弄されました。折原さんだから、と仕掛けを打っているのはわかるので慎重に読み進めるとこれは誰のこと?章の最後は「…」で終えないで!先が気になる!ともやもや不気味な感じ。後半全てが紐解かれてスッキリ!登場人物が作家だと作...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月21日

    ある男の伝記を執筆する事になったゴーストライター島崎潤一目線で、一人の人間の生い立ちを探っていくというあらすじ。
    長編ながら、インタビュー形式だったり、作中作があったりと形式がコロコロ変わるので最後まで弛れることなくスイスイ読めました。もちろん内容的にもずっとどうなるのだろうとドキドキさせてくれるも...続きを読む

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    購入済み

    2020年12月19日

    わあ~面白かった~! 夢中になって読みました。なかなかのボリュームでしたが、一気読み!! 折原ワールドはやっぱり楽しい。

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    Posted by ブクログ 2023年05月08日

    本作は600頁にも及ぶ長編大作です。著者によると本作が「マイベスト」であり、読者に自信を持ってお勧めできる作品であるとのこと。読んでみるとさまざまな要素がてんこ盛りで、「叙述トリックの名手」と言われる著者の渾身の一作と言えるかもと思えました。

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    Posted by ブクログ 2021年08月10日

    期待していなかっただけに面白かった。かなり凝っていると思った(年譜、インタビュー、小説中小説、モノローグの組合せ)
    失踪した息子の伝記を作り、自費出版したいというスタート自体非現実的と思ったが、請け負ったゴーストライターの島崎とその息子の小松原淳、その二人の両母親(メインは小松原の方だが···)、小...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年06月20日

    サスペンスとしては間違いなく一級品であり、著者が得意とする、短編小説や日記を挟み込む形式の多重文体も存分に発揮されている。

    しかし、折原一の作品ということで、自分は後半での叙述トリックによるどんでん返しを期待しすぎていたのかもしれない。

    この作品にも確かに叙述トリックは使われているが、驚きはあま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月13日

    地元の素敵な書店員さん激推しの本だったので読みました。

    だいぶ昔の本だけど、のめり込んで読みました。

    ミステリーはドキドキするから苦手だけど
    やっぱり面白い。
    夜に読んだら眠れなくなる。

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    Posted by ブクログ 2021年03月14日

    樹海で行方不明になった小松原淳の伝記を書いて欲しいとゴースライター島崎順一の元に依頼が。伝記のための取材をしていく中で不可解な事件の数々、不審な影。島崎はゴーストライティングの中で何に出会うのか。
    折原一さんの作品は初めてでしたが、読みやすさと伏線回収の数々、そして叙述トリックの爽快さが良かったです...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月09日

    2018年本屋大賞発掘部門「超発掘本!
    樋口麻衣さんは、この本を読んで欲しくて書店員になったという。
    こんなもの、面白くないわけがないということで
    読み進めた訳でありますが
    本当に面白くないことはなかったと言うところです。

    なかなかの分厚さをもつ本でしたが
    メインストーリー、インタビュー、モノロー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年05月31日

    叙述ミステリーといわれる作品を初めて読みました。
    随所で伏線が散らばれており、読みながら前のページに戻ったりなどしておりました。
    年表があったため、とてもわかりやすく
    最後にはそういうことか。なっていました。
    各所で鳥肌を立たせながら、ボリューミーな作品ながら読みやすさがあります。

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