身体が語る人間の歴史 ──人類学の冒険

身体が語る人間の歴史 ──人類学の冒険

825円 (税込)

4pt

3.0

人間は他の動物と比べてどこがユニークなのか? 旅好きであり、汎地球的に分布、多様性が著しい──。日本からポリネシアまで、世界をめぐる人類学者が、身体の歴史を読みとき、人間という存在の本質に迫る。

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身体が語る人間の歴史 ──人類学の冒険 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     人類学についての基礎的な話。
    筆者の言いたいことはまず、『人種』には全く意味が無いといういうこと。コーカソイド、モンゴロイド、ネグロイドの違いは単に皮膚のメラニン色素の違いだけで、DAN的な違いは全くないとのこと。さらにこの違いは、住んでいる地域の環境によって影響を受けただけで、それ以外の違いはな

    0
    2019年01月08日

    Posted by ブクログ

    身体人類学の碩学による、人間の身体の特徴と特性の分析。人間は「考える足」である。よく移動し、よく食べ、よく遊び、好奇心旺盛で、セックス大好き。身体性からみれば人種なるものはほぼ無意味。むしろ「文化的」身体形質のほうが影響は大きい。人種という概念を構築したのが100年前の人類学であり、できあがった人種

    0
    2018年11月23日

    Posted by ブクログ

    人間はなぜユニークな種であるのか、日本からポリネシアまでを網羅し、特に身体の歴史を読みときながら、人間という存在の本質に迫ている。
    本書の中でも人類学が理系か文型かというくだりがあるが、単に人類学という学術的論考にとどまらず、そのクロスオーバー的思考が故か、文章としても結構楽しめる内容となっている。

    0
    2016年11月07日

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