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十歳にして両親を亡くし、親戚に引きとられたメアリ。顔色も悪く愛想のない彼女を唯一楽しませたのは、ひっそりと隠された庭園だった。世話役のマーサの弟で、大自然のなかで育ったディコンに導かれ、庭園と同様にその存在が隠されていた、いとこのコリンとともに、メアリは庭の手入れを始めるのだが――。三人の子どもに訪れた、美しい奇蹟を描いた児童文学永遠の名作を新訳。
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Posted by ブクログ
途中から号泣していました。 人生経験を積んだ大人が読むからこそ、泣けるのかもしれません。 大人になると忘れてしまう子供の頃の純粋さを思い出させてくれるような作品でした。
大学のレポートの題材にしようと思い呼んでみたが、児童文学ってこうだよなと読みやすさを感じつつ、大人になって純粋さを失くした自分には眩しい小説でした。健全に生きたいな……
子供の頃は村岡花子訳を、10年前は光文社古典新訳文庫の土屋京子訳、今度は新潮文庫の黒柳和代訳。12歳の時からの長い付き合いだけど、何度読んでも奥深さがある。 両親が亡くなって義理の伯父に引き取られるメアリ。インドとはまるで違う本土イギリスへ。暗鬱で荒涼としたヒースばかりの野中に建つ古いお屋敷へ住む...続きを読むことに…そうして見つけた秘密の花園。 そう、読む少女たちにとっては秘密がワクワクドキドキ請け合い。まして可愛くない性格がゆがんでる、っていうこのヒロインですから興味そそられ、そうして輪をかけたわがまま少年コリンが登場してくるので、面白くなってくる。まるでコリンが主人公のような雰囲気。 ところが野性的で植物や動物に対する知識豊富さや、おおらかさ、優しさあふれるディコンという少年が、間に入っていろいろ進展する、彼が主人公なのか? 彼のその魔法的な性格は、生い立ち、貧しい大家族、それを束ねる彼のお母さんからの影響らしい。また、登場人物皆が尊敬し、いろいろ影響を受ける、そのおっかさんの「スーザン・サワビー」が素晴らしい。この人こそヒロイン、作者の分身なのだとわかった今回の再読。
メアリとコリンの成長にとても感動 自然や、動物たちの様子が豊かな表現で書かれており、本を読むにつれて自分自身も、コリンやディゴン、メアリと一緒に作業してそして豊かな自然を見ているようなとても素敵で心地よい気持ちになれた
読んでいる途中で「えっこれいつ書かれたの?」と後ろの解説を読んでしまうくらい(1911年だった)、話が現代的だった。 ネグレクトを受け、愛情不足で育った子どもはどうすれば救われるのか…という物語だと思うのだが、作中で示される答えの一つひとつが、現代から見てもまったく違和感がない。すごい。
この時期にバスに乗りながら、電車で横目に景色を流しながら読めたのは運命なんじゃないかと思います。 希望と色と幸せな香りが満ち満ちている。花を見て空を見て空気を胸いっぱい吸い込んで、幸せだと実感する。できる、できる、できる、の魔法がある。私にもあなたにも、世界中のみんなのところに魔法はある。 生きる歓...続きを読むびを再確認しました。
子どもの頃、この系統のは赤毛のアンにも若草物語にも小公女にもピンとこなかった私が唯一面白く読み返してた記憶があった、ので大人になった今読み返してみたら、今でもやはり面白かった。
小学生以来の再読。日中動いてしっかりお腹空かせてご飯を美味しく頂いてしっかり寝るのが健康にいいって分かってるけどできない現代人…悲しい。子供の頃はできてたのにね。
春が美しいことは知っていたけど、ここまで素晴らしいものだとは。匂い立つような、湧き出でるような。素朴な絢爛さが咲き誇って、土から萌出て空に昇っていく。朝も昼も夜もそれぞれに魔法がかっている。 子供って素直。環境に対して真っ直ぐで、素直に受け取って自分に映し取っている。
コミカライズされたものを読んであらすじは知っていましたが、小説は初めて。 著者は「小公女」「小公子」の作者でもあり、話のトーンはとてもよく似ていますが、こっちのほうが好み。 序盤のストレスフルな描写と、後半のカタルシスいっぱいの展開が、合わせ技でとっても気持ちいいです。終盤は上手くいきすぎかも...続きを読むですが、児童文学だし、いい方向にいく描写だし、何より読んでて楽しいので、これで全然OK。ハッピーエンド万歳。 ビジュアル的にも映えるので、風景を想像するのも楽しい。バラ園とか、広大なヒースとか、古いお館とか。春が来て、クロッカスやスノードロップが咲いて、バラが次々とほころんで。動物を引き連れた農家の少年とか、ベッドに伏せてるお坊ちゃんとか……いい萌えをありがとうございます。 子供のかんしゃくシーンも、大人になった今読むと、すごく微笑ましい気持ちになれます。子供のかんしゃくだと思えば、メアリはワガママな部分も含めてかわいいです。お坊ちゃんも。
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