国貧論

国貧論

1,540円 (税込)

7pt

4.5

アベノミクスもマイナス金利も8割の国民を貧しくする資本主義である
水野和夫が解き明かす21世紀の経済論!

第一章 国貧論
国民の「貧」の性質と原因の研究
マイナス金利の真実
株式会社は時代遅れ
日本の貧困――年収200万円以下が24%3割は金融資産が全くない

第二章 資本主義の黄昏
資本主義の黄昏1 アベノミクスの終焉
資本主義の黄昏2 中国バブル崩壊の日
資本主義の黄昏3 「ゼロ成長社会」への道筋
資本主義の黄昏4 「近代の秋」への発想の転換
資本主義の黄昏5 皇帝なき「閉じた」帝国の時代
原油価格1バレル=30ドル割れの教え
東大物価指数とはなにか
人口問題とイノベーション

第三章 21世紀の資本論
日本の「21世紀の資本」論――資本主義と民主主義のたたかい
「近代社会」のあらゆる前提が崩壊するなかで

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国貧論 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年08月26日

    著者の「資本主義の終焉と歴史の危機」という新書の続編みたいな本。
    続編と感じるのは、新書を読んだ直後に読んだからそう感じやすいのかもしれない。
    この本でも一貫して主張していたのは、暗黒の中世のような時代がやってきて、資本主義にとって代わるような制度が生まれるのではないかということ。
    日本は今の経済状...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年02月06日

    2010年からの5年間で、上位62名の資産は44%上昇し、貧しい半分の人々の総資産は44%減少した。

    安倍政権誕生直前の2012年には320万円の負債超から、2015年には434万円の負債超となり、全勤労者世帯の半分は負債が増えた。
    成長戦略が予算に反映された2002年と比較すると、当時は20万円...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年08月25日

    水野さんの新刊。
    日本では経済に関してかなり深い洞察力を持っている人だと思う。ちょっとこじつけて格差を煽ってる部分もあるのは玉にきず。
    それでも色々な考え方や見方の発見があり、自分の考えと照らす面白さもある。
    この水野さんとじっくり対話できると考えればこの本は(高いけど)安い。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年07月31日

    今日の書籍は「国貧論」水野和夫著。著者の略歴を紹介すると、早稲田大学大学院経済学研究科修了後、八千代証券(現三菱UFJモルガンスタンレー証券)に入社後、2010年退社、同年内閣府官房審議官、法政大学教授と素晴らしい肩書を持った方だ。

    本書は簡潔に言えば「反リフレ派、ゼロ経済成長下でのマクロ経済運営...続きを読む

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