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「ほら、声を抑えてくださらないとだめですよ。その声は、私だけのものなのですから」淫猥な反応を示す媚態に理性はとっくに焼き切れて……。大事にしたい、幸せを願っているはずなのに、ほかの男のものになるなんて、許すことはできなかった。「ちゃんと見ていてあげますから、恥ずかしがらずに達してしまってください」《仮初めの婚約者でもう役目は終わったはず。なのにどうして私を抱くの?》冬の神官、蒼真の願いで偽りの婚約者になることを承諾した刹那。彼の優しさに触れるにつれ、蒼真への想いを募らせていく刹那だったが……。役目が終わった途端、蒼真は一変する。「あなたを誰かに奪われるくらいなら、私があなたの身体をもらいます」四季を司る精霊と神官が棲まう《無限の雪原》を舞台に、すれ違う想いが交錯する、じれじれラブファンタジー!
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ギャップあり
面白いところとシリアスなところと両方楽しめるお話。
村人のために身を捧げるヒロインが健気でかわいかった。
氷姫とのやりとりは爽快だけど、神官様の執着がすご過ぎてなんかギャップをかんじてしまった。
しかも神官様しつこすぎてちょっとひく。
一緒に過ごす精霊さんたちには癒された。
精霊の世界
登場人物が人間と精霊で、雪女も出てくる不思議な話だが、物足りない。
主人公の不遇な境遇はさらりとしか描かれておらず、感情移入はしづらい。
そして、感情の乱れがないよう訓練された神官が、刹那にどはまりして欲求に負けてるのは、もうちょっと節操が欲しかった。
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