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高2の陽鶴は、夏休みを前に親友の美月を交通事故で失ってしまう。悲嘆に暮れる陽鶴だったが、なぜか陽鶴にだけは美月の霊が見え、自分の体に憑依させることができると気づく。美月のこの世への心残りをなくすため、恋人の園田と再会させる陽鶴。しかし、自分の体を貸し、彼とデートを重ねる陽鶴には、胸の奥にずっと秘めていたある想いがあった。その想いが溢れたとき、陽鶴に訪れる優しい運命とは――。眩しいほどのまっすぐな想いに涙がこみあげる。
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Posted by ブクログ
この作家さんのこの独特な雰囲気がとても好き。 切なくて、愛しい。四人の思いに胸が苦しくなる。 ラストまでじわじわと広がる切なさが最後には私にとっても綺麗な思い出、永遠になった。
仲良し4人組のひと夏の奇跡。事故があったからこその4人なんだけれど、事故後で端から見ると3人だから主人公・陽鶴が嫌なオンナになっちゃいますね。中学生の頃陽鶴が受けたイジメもそうだけれど、学校って場所で周りの妬みにさらされるのって辛いな。最初陽鶴の好きな人は美月ちゃんだと思って読んでいました(だから彼...続きを読む女にだけ視えたのかな…と)。真実は王道でしたが、この結末は色々想像出来るので好み。個人の妄想では相手は穂積君で、園田君とは最終的に男女の友情ってモノを貫いて欲しいのと彼にはやっぱり美月の魂と結ばれて欲しいなと思いマス(そしてその物語も読みたい★スピンオフとかで出ないかな~^^❤)
#泣ける
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苑水真茅
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