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Posted by ブクログ 2023年08月30日
宗教改革を展開し、現在のプロテスタントに繋がるマルティン・ルター。非常に読みやすい文体で、スラスラと読めました。
この本で描かれているルターには、キリスト教に対する深い理解と、熱心な信仰、そして自身に向き合う誠実な態度がありました。それらのどれか一つが欠けても宗教改革に辿り着くことはなかったでしょう...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月16日
全180ページのマルティン・ルターに関する小振りの評伝。ルターといえば、世界史の授業で、95か条の論題を教会の扉に貼りつけて、ローマ・カトリックに真っ向から喧嘩を売った人と思われているだろう。しかし、貼りつけた事に関しては、ルター自身は何ら言及しておらず、同時代の人々の目撃証言に当たるものもないとの...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月24日
【宗教改革とは、そのルターが、聖書のことばによってキリスト教を再形成した出来事であった】(文中より引用)
16世紀ヨーロッパにおける「宗教改革」を語る上で、決して欠かすことのできない人物であるマルティン・ルター。その半生を「ことば」というテーマで切り取りながら描いていく作品です。著者は、ルーテル神...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月15日
お父さんのハンスは「俺は息子を大学にやるぞジョジョーッ!」と言ったそうで。
ルターさんが雷にうたれそうになったところは石碑がたっているんだとか。「歴史の転換地」っていう名前で。
確かにルターさんが雷にうたれなかったとしたら宗教改革はなかったわけだから、なんだかそうすると神様の意思とかそういうものを信...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月05日
ルターの教義や反ユダヤ主義?的な要素が、その後の全体主義につながった可能性があるかもしれないという関心事にもとづいて読んでみた。
が、あたりまえといえば、あたりまえだが、基本、神学系の人が書いていることもあって、基本、ルター側にたった評伝。
というわけで、あまりダークサイド?には立ち入らないが、...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月16日
世界史の教科書での切り取られたルターでは、やっぱり浅かった。
ここには生きたルターがいる。
信仰にまっすぐ向き合ったルター。
その限界ですら、共感を持って読み終えた。
難解なところはない。
reformation は改革ではない、再形成が訳語として適切だと。
生きたドイツ語を作って使ったのが画期だっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月22日
マルティン・ルターと言えば宗教改革の人。ということはもちろん知っているが、しかしじゃあ、具体的にどんなことを知っているのか、と問われたら殆ど何も知らないのだった。
で、取敢えず入門編っぽいものを読んでみたけど、ルターの伝記ではないので、分かったような分からんような…。
明らかに強迫神経症としか思えな...続きを読む
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