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自室で拳銃自殺を図ろうとしていたテッドの前に、突如リンチと名乗る見知らぬ人物が訪れる。彼は、ある“組織”にテッドを勧誘しようとするのだが……。アルゼンチン発、読者を幻惑の渦へと巻きこむ奇書登場!
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Posted by ブクログ
あまりにも面白いので、最初の1/3は電車を乗り過ごすほど読みふけり、ラスト1/5を切ってからは、読み終えるのがもったいなくて少しずつ読み進めた。 ある男が自殺を図ろうとしている。 ノックの音が響く。無視しようとしたがずいぶんとしつこい。 ドアを開くと、一人の美青年がいた。彼はとある男を殺...続きを読むすように提案してくる。 なぜ? なんのために? 自分はいま、死のうとしているというのに。 物語はこんな風に始まるのだが、たぶん、この先は予測できる人は誰もいないだろう。というか、解説を読むと作者自らが理解できていないまま語りだしているらしい。どんな天才だよ! 非常に映画的で読みやすく面白いのだが、これが映画化する未来を想像できない。
過去と現在を縦軸に、記憶と人物を横軸にとって、縦と横とに揺さぶる揺さぶる。何が本当に起こったことで、誰が何を…?と、「12モンキーズ」や「メメント」に似た目眩を覚える。人物造型にもプロットにも手抜きや隙がない。 読みであり。
サイコサスペンスかスリラーを期待したんだけど、やっぱ南米作家ちゅうのは、アンニュイマジックリアリズムちゅうか、「実は最初から〇〇でしたの」というパターンになりがちで腹いっぱいなのである。でもやっぱ今回も「南米発」という文字に騙されて手に取る。いや、設定はしょうがないと思う。もういい。これで書き始めた...続きを読むんだから。しかし、作家が「一体何が描きたかったのか」理解してやれず、消化不良で、オナラぶっぶなのである。また最近おんなじ感想ばっか書いている。
奇書って何でしょう?紹介文にありましたが。それはさておき最後までがんばって読んでみてよかったと言えるでしょう。
ハヤカワ文庫ってことで奇想天外な展開を期待し過ぎて、後半の綺麗にまとめに入った感じがちょっと肩透かしだったかも。映画も真っ当な作品になりそう。
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