娘に語るお父さんの歴史

娘に語るお父さんの歴史

506円 (税込)

2pt

「お父さんの子どもの頃って、どんな時代だったの?」15歳の娘の問いを機に、父は自分が育ってきた時代の「歴史」を振り返ることに。あの頃、テレビが家庭の中心だった。親たちは「勉強すれば幸せになれる」と教えていた。宇宙や科学に憧れ、明るい未来を信じて全力疾走していた……。そして、父が出した答えとは。明日へ歩み出す子どもたちへ、切なる願いが込められた希望の物語。

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娘に語るお父さんの歴史 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    タイトルがいい!
    娘に自分の歴史を語り尽くしたい!
    (でも絶対にウザがられる‥)

    主人公であるお父さんの子ども時代設定がド昭和
    1958年 東京タワーが生まれた年が起点

    確かにあの頃は、著者が述べるように
    「TV」に育てられ、「パパとママ」に育てられ
    「ふつう」を期待され、小さな「正義の味方」

    0
    2021年07月23日

    Posted by ブクログ

    重松清が自分の生きてきた時代を振り返る、エッセイ風の物語。
    オリジナルの物語にはない、ふたりの娘の父という立場の素の重松清がいたのではないだろうか。
    自分の子供へ語るのではない。
    子供の未来へ語りかけているのではないだろうか。
    明日へ、そして、未来へ向けて前を向いて歩いている全ての人に読んでほしい。

    0
    2019年10月13日

    Posted by ブクログ

    ほぼ同世代の重松氏が、生きてきた時代を振り返る、歴史の本。
    日本がどんなことが起こっていたか歴史を検証。
    そして、その時代はよかったのか?悪かったのか。
    未来へつなげてほしい。
    手元にずっと置いておきたい一冊になりました。

    0
    2018年07月17日

    Posted by ブクログ

    30代で、自分の子供が不安なく育つために何を伝えようかと思った時に見つけて手に取ってみました。

    年代は微妙に合致しないものの、自分世代が学校や親からうけた教育なり価値観の根底にある思想は何か、ヒントを与えてくれるような内容に感じました。

    戦後にテレビが果たした役割や、こんにちは赤ちゃんとパパママ

    0
    2016年09月04日

    Posted by ブクログ

    20180325


    ブランケットキャットを読んだ勢いのまま、重松清さんの作品を続けて読んでみた。

    本作は、小説というよりもエッセイのような感じで、ちょっとしたビジネス書のような感じで読んだ。

    戦後日本の歩みと、幸せとはについて考えさせられる作品。

    それにしても子供って気がつくとあっという間に

    0
    2018年03月26日

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれ、読む。
    1963年生まれの父親が育った時代の社会的な出来事を振り返りながら、語っていく。
    もっと個人的で内面的なお父さんの歴史を語っていくのかと思っていたら、なるほどこんな展開で語っていくんだと思った。
    重松清さんの小説は好きな方だが、もともとちくまプリマー新書で出版されただけあっ

    0
    2023年06月01日

    Posted by ブクログ

    ・「排除」のための「理解」なんて、そんな悲しくて寂しいことがあるか…。

    ・保育園に「預ける」と幼稚園に「通わせる」、保育園が幼稚園より良くないという誤解や偏見はそういうちょっとした言い方にも滲んでいる。

    0
    2022年03月02日

    Posted by ブクログ

    今日から夏休み☀️
    と言っても遠出するわけでもないので、またまた読書が進みそうです^_^

    度々読みたくなる、重松清さん。

    お父さんが、15歳の娘に、生きてきた時代の日本の歴史、時代の変遷を語る。
    薄いのでさらっと読める一冊。
    中学生に向けて書いたの本なのかな?日本の直近の歴史が学へ

    0
    2020年08月07日

    Posted by ブクログ

    1963年生まれの著者は、本作が刊行された2006年の時点で43歳。自分と同い年の男性を主人公に据えた、フィクションでありながらノンフィクション、自伝エッセイでもある1冊。文庫化されたのがその10年後の2016年で、著者は53歳。それと同年代の人はきっと生まれ育った時代を振り返りながら読めるはず。

    0
    2017年05月15日

    Posted by ブクログ

    1963年生まれのカズアキが、「テレビ」・「核家族」・「中流意識」など、自らが生きてきた昭和の様子を平成生まれの娘に語る。
    懐かしい出来事も語られていて、それなりに面白いところもあったが、これを小説として読むのには厳しいかなと。重松さんの自叙伝?エッセイ?

    0
    2016年10月12日

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