ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル

ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル

850円 (税込)

4pt

虐待の家で育った少女が、笑顔を取り戻した──。貧困・虐待・スクールカースト・ドラッグ・性。現代の子どもたちが抱える問題の最先端が現れる「保健室」と、そこで彼らを支えて奮闘する「養護教諭」の活動に密着したルポルタージュ!

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ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    昔の保健室は怪我をしたり、熱や頭痛・腹痛などの体の症状で通っていたように思うけれど、現在は、心身、心も身体も両方のケアを求められていて、養護教諭が果たす役割が大きくなっているのですね。やってもやっても終わりがない、幅広い活動が求められているようです。

    スクールカウンセラーはまだ、配置が遅れていて、

    0
    2022年05月08日

    Posted by ブクログ

    自分がSSWを志すきっかけとなった1冊

    『保健室は困ったときに来るところ』
    『困った子は困っている子』
    『なるべくたくさんの人の手をかける』

    一見あたりまえのようではっとさせられる

    子どもの些細なSOSも見逃さないように
    世間の ふつう の枠組みからこぼれ落ちてしまった子どもを受け止める保健室

    0
    2021年05月26日

    Posted by ブクログ

    ■困った子は困っている子
    ・教師から見て問題行動の多い「困った子」は見方を変えると,様々な困難を抱えて助けを必要としている「困っている子」である。
    ■養護教諭は日本独自の教育職。
    ・養護教諭のツールは1905(明治38)年,岐阜県の小学校に配置された「学校看護婦」にある。
    ・トラコーマという目の感染

    0
    2018年02月10日

    Posted by ブクログ

    臨床心理士の立場から。養護教諭の先生の役割はとても大きい、どちらかというと閉じて入りづらい(相談という用事がない限り)スクールカウンセラーの部屋とどちらかというと開いていて入りやすい保健室、そこの違いも大きくあるような気がした。どちらが何を背負うべきという話ではなく、スクールカウンセラーはスクールカ

    0
    2023年02月06日

    Posted by ブクログ

    子どもの頃、保健室には身体測定とケガをしたとき以外ではお世話になったことのない僕です。たまたまなにげなく見たテレビの特集でなんとなしのイメージがあるばかりで、具体的には保健室ってよくわからず、でもなんだか知っておかねばならないような……というひっかかりを本書のタイトルから感じて、手に取りました。

    0
    2022年11月14日

    Posted by ブクログ

    洋の東西、時代の今昔を問わず、社会の歪みは全て子どもたちに表れる。いつもどこでも、犠牲者は子どもたち…。

    0
    2017年06月27日

    Posted by ブクログ

    小学校の時、保健室は逃げ場の一つだった。
    周りより少し大人びていた私は、放課後に、休み時間に、そこに駆け込んだ。
    話を聞いてくれる大人がいることに安心した。
    中高ではそんな少女たちがたくさんいた。
    追い返されたこともあったが、今考えればある程度見極めていたように思う。

    本書に登場する子供たちは、当

    0
    2017年06月15日

    Posted by ブクログ

    スクールソーシャルワーカーとして、度々出会う場面がいくつも詰まった一冊でした。

    学校内でのもどかしさ。
    関係機関との連携のもどかしさ。

    そのような中で何ができるのか。

    本書を読むうちに工夫を凝らした実践を重ねる先生方のお顔が浮かびました。
    子どもの支援に携わる方に一読を勧めたい内容でした。

    0
    2016年11月12日

    Posted by ブクログ

    ネグレクトや貧困、どんな状況でも学校に来ている子どもたちがたくさんいる。保健室は子どもたちが平等に頼れるセーフティーネットでなくてはならないなぁ。

    0
    2021年09月27日

    Posted by ブクログ

    公立中学校の保健室を丹念に取材したルポ。都市圏の事例という偏りはあるかもしれないが、学校の中で受け止められる一人ひとりの「SOS」に関わる養護教諭の養護実践は、さながらソーシャルワークそのもの。養護教諭自身のスクールカースト問題や、コーディネーターとしての役割課題など、なんだか共感できる部分も。これ

    0
    2016年08月16日

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