週刊誌記者 近松門左衛門 最新現代語訳で読む「曽根崎心中」「女殺油地獄」

週刊誌記者 近松門左衛門 最新現代語訳で読む「曽根崎心中」「女殺油地獄」

815円 (税込)

4pt

3.5

「日本のシェイクスピア」とたたえられる近松門左衛門は、週刊誌のエース記者だった!?

心中事件があったと聞けば駕籠で駆けつけ、遺体を見ては、事件の翌週に舞台にかける。
恋、心中、姦通、横領、強盗、殺人……近松の描いたものは、いずれも「俗」の極致。
その「俗」にジャーナリスティックな視線で鋭く切り込み、人間の本質を描くことで、
近松は「俗」を「俗」に終わらせず、文学の高みにまで押し上げた。

町人の恋愛や風俗を描いた人形芝居のため「世話浄瑠璃」、その近松の初作となる『曽根崎心中』。
元禄時代の衝動殺人という衝撃的な事件を扱った『女殺油地獄』。
近松の代表作ふたつを取り上げ、平易な現代語に翻訳。日本人なら読んでおきたい近松作品を味わえる一冊。

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週刊誌記者 近松門左衛門 最新現代語訳で読む「曽根崎心中」「女殺油地獄」 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2017年05月17日

    近松門左衛門といえば、「日本のシェイクスピア」とも称される江戸期の戯作者である。
    浄瑠璃・歌舞伎の作品を数多く書き上げ、現在でも上演されるものも数多い。
    本書はその近松の代表作「曽根崎心中」と「女殺油地獄」の現代語訳を主軸とし、謎多き近松の人物像や、演者から見た近松作品解釈も添える。
    訳はフリー編集...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月15日

    内容(「BOOK」データベースより)
    「日本のシェイクスピア」「作者の氏神」と讃えられる近松門左衛門。その実像は、事件と聞けば現場に駕籠で駆けつける、今でいえば週刊誌のエース記者のような存在だった。なぜ近松はいつも新しいのか?日本人なら押さえておきたい人気の二作品で俗の極致に酔う。

    0

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