長渕剛論 歌え、歌い殺される明日まで

長渕剛論 歌え、歌い殺される明日まで

1,650円 (税込)

8pt

3.7

長渕本人との対話を含む、衝撃の450枚。
この国の「男性」や「日本人」が抱えた矛盾を、根本から問い続けてきた男の真実とは――。

長渕剛とはいったい何者か。
長渕の歩みを見つめる時、そこに浮かび上がってくるのは、「男らしさ」や「日本人であること」をめぐる様々な矛盾と葛藤であり、かつ、それらの問題を背負い、つまずきながらも、成熟を重ねてきた姿である。


長渕剛という一人の人間と、その歌について考え抜くことで、私たちの生きる〈時代〉もを炙り出す、渾身の書き下ろし評論。

<目次>
●第一章 長渕剛という人間
●第二章 日本人にとって男らしさとは何か
●第三章 家族の一人として●第四章 弱さとやさしさ
●第五章 非暴力的な男らしさ、寛容な愛国心はありうるのか
●第六章 明日を始めるために
●第七章 長渕剛との対話
●終 章 母なる歌を歌い殺すということ

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長渕剛論 歌え、歌い殺される明日まで のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    アルバム「昭和」まで聴いていた。その後の長渕はどこか暴力的になり、マッチョになり、「右」にみえたりしてどんどん遠ざかって行った。最近、その「昭和」までの長渕を二十数年ぶりにまた聴くようになった。そうした機会にこの本を手にとった。長渕本人について何も知らなかったから。著者も同じような時期に長渕を聴いて

    0
    2019年02月18日

    Posted by ブクログ

    長渕剛のデビューの頃は小学生で、それから20代初めのころまでよく聴いたアーティストの一人でした。それが、彼が役者をやり始めたころから、音楽も美しさよりもささくれだったものが目立ち始め、やがて暴力や薬物の事件もあって、彼の音楽からは離れていきました。今は、たまに昔の歌を思い出したように聴くことがある程

    0
    2016年06月14日

    Posted by ブクログ

    私は元々、歌を聴いていても、あまり歌詞に注目をせずに聴いているけど、長渕剛は唯一と言っていいほど、とても歌詞にも意識してしまうシンガーソングライター。それは多分、長渕剛自身の想いが、あまりにも純粋に、なんの装飾も加えず、ストレートに歌詞にぶつけられているから…。これは、それを改めて、順を追って示して

    0
    2017年11月22日

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