明智小五郎事件簿1

明智小五郎事件簿1

495円 (税込)

2pt

日本を代表する名探偵の一人、明智小五郎がはじめて登場した「D坂の殺人事件」。退廃的な空気が漂う大正9年9月初旬、〈私〉はD坂にある白梅軒という喫茶点で明智小五郎と知り合った。偶然、向かいの古本屋で発生した殺人事件。二人は第一発見者となる。犯人は、明智小五郎なのか――「幽霊」「黒手組」「心理試験」「屋根裏の散歩者」も収録。事件発生順に並べた画期的なコレクション全12巻! 配信開始!!(解説/皆川博子 クロニクル/平山雄一)

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明智小五郎事件簿 のシリーズ作品

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  • 明智小五郎事件簿1
    495円 (税込)
    日本を代表する名探偵の一人、明智小五郎がはじめて登場した「D坂の殺人事件」。退廃的な空気が漂う大正9年9月初旬、〈私〉はD坂にある白梅軒という喫茶点で明智小五郎と知り合った。偶然、向かいの古本屋で発生した殺人事件。二人は第一発見者となる。犯人は、明智小五郎なのか――「幽霊」「黒手組」「心理試験」「屋根裏の散歩者」も収録。事件発生順に並べた画期的なコレクション全12巻! 配信開始!!(解説/皆川博子 クロニクル/平山雄一)
  • 明智小五郎事件簿2
    594円 (税込)
    ある春の夜、浅草公園で小林紋三が目にしたものは、十歳くらいの子供の胴体の上に、大人の頭が乗っかった小男だった。その不気味な男の懐中から、風呂敷に包まれた青白い人間の手が転がり落ちた。同じ時、山野家の令嬢、三千子が行方知れずになっており、百貨店では女性の切断された手首が見つかっていた――。上海帰りの明智小五郎が活躍する「一寸法師」。本格推理の傑作「何者」を同時収録。
  • 明智小五郎事件簿3
    693円 (税込)
    犯人の好みにかなった女性が、手当たり次第に犠牲となる残虐で凄惨な殺人事件が続発。女子事務員募集の広告を見てとあるビルを訪ねた女性は殺され、石膏で固められた体の一部が発見された。その姉は拉致され、心臓を抉られ殺された。懸命に捜査をする素人探偵・畔柳博士と波越警部の元に青ひげと名乗る犯人から挑戦状が届く。そしてついに明智小五郎は犯人を追い詰める。その作戦とは――。
  • 明智小五郎事件簿4
    594円 (税込)
    猟奇趣味のある青木愛之助は、秋の招魂祭で賑わう靖国神社で、友人の品川四郎そっくりのスリを見かけ興味を引かれる。品川とともに、その幽霊男を追ううちに、自分そして妻の芳江にまで魔の手が伸びてくる。幽霊男は女の生首を弄ぶ様な悪魔趣味的でとても危険な男だった――。しかし事件は思わぬ展開に。幽霊男の背後に白蝙蝠団という犯罪組織が――。後篇はこの国家的陰謀組織に挑む明智の冒険譚。
  • 明智小五郎事件簿5
    649円 (税込)
    大宝石商・玉村家周辺に次々と届く殺人予告。第一の犠牲者は玉村善太郎の弟。そして令嬢・妙子と長男・一郎も狙われるが間一髪で助かった。しかし、次男・二郎の恋人は公衆の面前で猟奇的に惨殺されてしまう。一方、湖畔のホテルで休暇を楽しんでいた明智は、波越警部に呼ばれ戻った東京駅で誘拐されたが、文代の機転により、なんとか脱出。玉村家への復讐に燃える殺人鬼を追う――。屈指の傑作長編。
  • 明智小五郎事件簿6
    649円 (税込)
    ソフト帽を目深にかぶり、外套の襟を立て、月夜に煌めく黄金の顔。ゆがんだ口元には一筋の血。東京・上野に大怪盗・黄金仮面が出没し、「志摩の女王」という宝石をまんまと盗み出す。早くもその正体に気づいた明智小五郎は、怪盗一味に次々と命を狙われることに――。ついに標的は国宝の玉虫の厨子。事件現場に残されたA・Lの文字の謎とは? 華麗なる強敵と対峙する、驚嘆すべき名勝負!
  • 明智小五郎事件簿7
    759円 (税込)
    塩原温泉で未亡人の倭文子を巡り、三谷という美青年と中年紳士・岡田の間で決闘が行われた。負けた岡田が去った後、二人の前を左手右足が義手義足、鼻が欠け、唇のない男がうろつき始める。東京に戻ると息子の茂が誘拐され、彼女も行方不明に。さらに疑わしい人物の自宅から、死体三体が埋められた裸女群の彫刻像が――。次々と襲い掛かる奇怪で残忍な事件に明智小五郎の名推理が冴えわたる!(解説 麻耶雄嵩)
  • 明智小五郎事件簿8
    671円 (税込)
    神谷芳雄の恋人でカフェに勤める弘子が、巨大な両眼と敏捷に動く猫属の舌をもつ男・恩田に攫われた。アジトに乗り込んだ神谷は監禁され、壁の隙間から彼女が陵辱され死に到るのを目撃する。それから一年後、江川蘭子という歌姫の恋人ができた。彼女も幾度も狙われ、神谷は明智に助けを乞うが、惨殺されてしまう。ついに魔の手は文代夫人に――。焦燥する名探偵、絶体絶命の愛の物語。(解説 桜木紫乃)
  • 明智小五郎事件簿9
    759円 (税込)
    “ロマノフ王家の宝冠をかざりし大金剛石六個を無償にてゆずりうける決心をした”という旨の予告状が、実業家・羽柴壮太郎氏のもとに届く。送り主は近ごろ新聞を賑わせていた怪人「二十面相」だった! 外遊中の明智に代わり、小林少年がその機転で撃退し、盗まれずにすんだ。しかし予告状は次々と届く―。(「怪人二十面相」)少年探偵団が活躍し、日本中の少年少女たちを熱狂させた二編を収録。
  • 明智小五郎事件簿10
    770円 (税込)
    クリスマス・イヴに開かれた妖しい大夜会に君臨する美女、緑川夫人の腕にはトカゲの入墨が――。大阪の宝石商の岩瀬庄兵衛の元に、娘の早苗を誘拐するという予告の怪文書が届く。身辺を警護する明智小五郎に、緑川夫人が接近。彼女は変幻自在の女盗賊<黒蜥蜴>。冴え渡る頭脳戦、壮絶で切ないラストシーンが胸に迫る――。(「黒蜥蜴」)怪人二十面相が甦る名作(「少年探偵団」)の二編収録。
  • 明智小五郎事件簿11
    792円 (税込)
    少年探偵団の泰二君は、不審な老人を追ってある家に忍び込んだ。罠に嵌った泰二君は催眠術をかけられ帰宅。夜中に機密書類を盗み出した後、連れ去られる。事件を追跡していた三人の少年探偵団も誘拐されてしまう。捜査を始めた名探偵・明智小五郎の前に、殿村と名乗る自称名探偵が現れる。手強き犯人は、甦った変幻自在の二十面相! 恐怖の復讐劇が始まる――。(「妖怪博士」)他一編収録。 (解説 綾辻行人)
  • 明智小五郎事件簿12
    836円 (税込)
    差出人不明の脅迫状に悩まされていたH製糖株式会社取締役の川手庄太郎は、明智小五郎に比肩すると噂される法医学界の権威、宗像隆一郎博士に捜査を依頼した。内偵していた弟子が殺人の手掛かりを掴むも、死亡。川手の令嬢姉妹が次々と惨殺、当の川手も誘拐された。その全ての現場に三重渦状紋の指紋があった。解決したかに見えた事件はどんでん返しの様相に――。(「悪魔の紋章」)他一編収録。(解説 北村薫)

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明智小五郎事件簿1 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月28日

    戦前に描かれたものと思えないほど文章が巧みで読みやすく面白い。
    推理小説を読んで、犯人が誰かを考えながら読むのもいいが「心理試験」のような倒叙法で、犯人の心理を見るのも面白い。
    松山さんの1920年代だからこそ描けたと言う論稿を踏まえるとより、深みにハマります。

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月24日

    収録作品「D坂の殺人事件」「幽霊」「黒手組」「心理試験」「屋根裏の散歩者」

    少年探偵団シリーズはよく読んでいたが、果たして明智小五郎シリーズはどうだったか、と思いながら手に取った。科学的捜査や足を使って証拠を集めながら真実に辿り着くというよりは、アリバイや犯罪心理学から事件を紐解くのが明智小五郎流...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年05月01日

    一度読んだ本を再読するという習慣がないのだけれど、学生時代に夢中になった乱歩作品の傑作選が文庫で出ていたので反射的に購入した。
    再読って結構良いもんですね。
    作品を新しい感覚で読み返すと記憶の中に定着していた物と一味違った切り口が発見できたり、記憶とは異なった感想が湧いてくる。
    そして何より、かつて...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月23日

    D坂や心理試験、屋根裏は人気作だと思いますが、個人的には幽霊が面白かった!怖いなこれ。
    あと、平山さんの年代記がすごくいい。時代背景がわかると味わいが深いなぁ。蕗屋にラスコーリニコフみを感じたのは正しかったのね。

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月22日

    明智小五郎クロニクル
    乱歩が発表した順番ではなく、作品を読み込んで、実際にこれらの事件が発生した年月日を推定し、その年代順に並べた

    D坂の殺人事件 1920年9月
    幽霊 1920(21?)年 秋~冬
    黒手組 1921年12月
    心理試験 1922年11月~12月
    屋根裏の散歩者 1923(22?)年...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年05月09日

    何度でも読み返したくなる癖になる江戸川乱歩。「心理試験」での飄々としながらの鋭い切り口がたまらなく好き。

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    Posted by ブクログ 2019年04月07日

    所謂文豪と呼ばれる人達の文章を読むことが苦手だった。

    教科書で眺めていても、小難しい言葉を並べ立てているだけで物語性が薄い気がしていた。高校を卒業して以来文学作品なんて読んでこなかったが、大学生にもなったんだしと江戸川乱歩に手を出した。

    本を読んでも面白くなかったら嫌だな。そう思い、試すように青...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年03月28日

    日本を代表する名探偵の活躍を年代順に並べたシリーズ第一弾。素人探偵と称して本に埋もれた部屋に住み犯罪や心理に異常に詳しくモジャモジャ頭でニコニコ顔の高等遊民という犯罪者みたいな危険な香りを漂わせてのデビュー。D坂の殺人事件、幽霊、心理試験、黒手組、屋根裏の散歩者を収録。

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    Posted by ブクログ 2016年12月24日

    語り口も良いし、純粋に推理を楽しんでいる明智小五郎の人物像も良い。犯人に至っては、殺すつもりのなかった人もいれば、殺人を楽しみたい人もいて、実に魅力的な作品に仕上がっている。大正期の頽廃と浪漫、高等遊民たち。そんな時代の雰囲気が味わえる。

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    Posted by ブクログ 2023年09月11日

    明智小五郎という名前はもちろん知っていましたが、こうやって作品で読むのは初めてです。明智小五郎といえば名探偵というイメージしかなかったのですが、本作を読んで、人の心理を分析する心理学のスペシャリストみたいな人物にも思えました。

    0

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