真紅の人 新説・真田戦記

真紅の人 新説・真田戦記

1,056円 (税込)

5pt

4.3

1614年、大坂の陣。真田信繁の傍らに、真紅の鎧を纏う若武者の姿があった。彼の名は佐助。摂津国の鳶田の集落から大坂の地へやってきた彼には、倒さなければならない仇敵がいた──かつて母親と一族を徳川に惨殺された佐助は、ただひとり生き延び、貧しい集落に流れ着いたのだ。「真田丸」での鍛錬で、強さを身につけた佐助は、信繁とともに徳川との決戦に挑むが……。史実を丹念に紡いだ、新たなる真田戦記。
※本書は、二〇一五年二月に小社より単行本として刊行された作品を加筆修正し、副題を加えて文庫化したものが底本です。

...続きを読む

真紅の人 新説・真田戦記 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    なかなか分厚い。けど、一気読み!
    登場人物が魅力的。佐助はもちろんのこと、隆海も久蔵も大助も、おっさん信繁もw泣き所も、多い。
    ラストがまた、良い。

    0
    2019年12月20日

    購入済み

    作者の真摯な姿勢に拍手!

    2022年5月読了。

    真田をテーマにした小説は巷間かなり多い中、そこへ敢えてチャレンジした作者の気概に先ず感心した。

    そして何より、偶像化した「幸村像」等に頼ること無く、当時の一次資料からかなり綿密に調べ上げ、自分なりの史実解釈にまで至っている。
    これは生中な努力で出来ることでは無い。

    #アツい #切ない #感動する

    0
    2022年06月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大坂の陣を佐助という架空の人物の視点から描いた作品。出自も怪しい者達が集まる貧しい村に流れ着いた佐助。関ヶ原で叔父に裏切られ家族を失った佐助は復讐の為に大坂に入る。久蔵という老人を助けた事からその主人真田信繁の家臣となる。貧民街の仲間であった権太は佐助が石田三成の遺児だと知り遠い存在になるのではと焦

    0
    2020年05月21日

真紅の人 新説・真田戦記 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

蒲原二郎 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す