シャープ「企業敗戦」の深層 大転換する日本のものづくり

シャープ「企業敗戦」の深層 大転換する日本のものづくり

1,760円 (税込)

8pt

4.0

「液晶のシャープ」と言われた「勝ち組」が、なぜ敗戦にまで陥ったのか?
今後、日本企業のものづくりはどのようになるのか?
本書はシャープの技術者として33年間勤務し、最先端の液晶技術研究と巨艦シャープの企業病、組織内部の問題点を熟知する元・液晶研究所技師長(現・立命館アジア太平洋大学教授)の著者が、なぜシャープが凋落したのかを描いた衝撃の企業敗戦ノンフィクションである。シャープ敗戦の原因を「当事者」と「分析者」という二つの観点から分析し、グローバル競争と変化への対応を読み間違えた巨大メーカー崩壊の深層に迫る。シャープ敗戦の教訓から日本のものづくり復活へのヒントを描き出す。

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シャープ「企業敗戦」の深層 大転換する日本のものづくり のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    シャープについての本を続けて読んでいる。その4冊目。
    筆者は学者であるが、もともと、シャープに技術者として、33年間勤務されていた方なので、特に技術的な記述に説得力を感じた。
    背景をご存じない方には分かりにくいが、シャープが企業として破綻し、台湾の鴻海の出資を仰いだ、この本の表現を使えば「敗戦」とな

    0
    2022年10月25日

    Posted by ブクログ

     シャープで液晶事業本部技師長をつとめられ,立命館アジア太平洋大学の教授として御活躍の中田先生のシャープの苦境に関する著作の二作目です。今回はシャープがホンハイに買収されるに到った経緯と,なぜそこまでシャープが苦境になったのかという中田先生の分析が述べられています。
     とくに私が興味を持ったのは,シ

    0
    2016年07月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前著作、シャープ液晶敗戦の教訓、の続編。

    液晶のシャープとして垂直立ち上げに成功した亀山工場。第一、第二を経て第十世代のパネルを作るべく堺に巨大な工場を作る。

    液晶パネルの戦略としては間違ってなかったが、企業経営としての判断、方向性としては、結果的にこの巨大な投資が命取りになる。

    前著作に経営

    0
    2020年02月13日

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