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Posted by ブクログ 2017年05月07日
生意気ですが、非常に含蓄のある内容で、「格差」「序列」という切り口で、歴史を学び直すいい機会になりました。
「歴史をつかむ技法」で、著者の大筋で歴史を掴む考え方に非常に共感をしました。
私が経営学で興味を持つ、システム論に相通じる考えとして。
本書を一読し、いままでのNHK大河ドラマで理解できなかっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月12日
権力者が変わっても格差と序列は不変というところの着眼点が面白い本。大臣とかいう名称も相当息が長い。大蔵省といい日本人は名前を大事にしてきた民族である事が伺える。
基本的な組織や官僚は変わらないとはいえパラダイムをもたらした色で官位を定めた聖徳太子、京都とは別に政権作った源頼朝、網の目のような身分制度...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月11日
この本は権力者=官僚組織の変遷を描く。
学校で習う日本史とは、結局政治制度史だという山本さんの言葉通り、日本史の授業の復習をした感覚になる。
(学校で習う歴史は、政治制度史と経済史だという話も聞いたことあったなあ。)
細かい事項を覚えようとせず、流れを掴め、という言葉もあったけれど、やはりそれぞれの...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年07月07日
東京大学史料編纂所教授の山本博文(1957-)による、日本の官制を中心とした位階・身分制度の概説。
【構成】
序章 時代をあらわす「格差」と「序列」
第1章 部族的社会から官僚制へ-古代
1 大王家と豪族
2 「律令国家」とは何か
3 摂関政治の官僚たち
第2章 血筋から実力の世へ-中世
...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月28日
<目次>
はじめに
第1章 部族的社会から官僚制へ~古代
第2章 血筋から実力の世へ~中世
第3章 武家の論理と政治の安定~近世
終章 格差解消の時代~近代・現代
<内容>
官僚制を中心に世の中の仕組みを解説した日本史の本。タイトルの感じよりも、古代の官僚制や中、近世の政治の仕組み(官僚...続きを読む
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