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一九三〇年代に満洲の地で、日本陸軍が関与し、モンゴル人へ軍事教育を施す目的で作られた興安軍官学校。日本の野心と中国からの独立を目論むモンゴルの戦略が交錯する中から生まれた場所だ。本書は軍事力により民族自決をめざすモンゴル人ジョンジョールジャブや徳王らの活動、軍官学校生らが直面したノモンハン戦争から敗戦にいたる満蒙の動向などを描く。帝国日本に支援され、モンゴル草原を疾駆した人びとの物語。
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Posted by ブクログ
ノモンハン事件のことを知りたくて関係書を探していた中で読んだ本。 民族自決、独立国家の形成を目指した、モンゴルを取り巻く状況、日本、中国、ソ連、といった大国間で翻弄された歴史。
ノモンハン事件を日本の目でしか見なかった。さらにモンゴルがソ連と共同して戦ったぐらいしか知らなかった。 中国によるモンゴル人へのジェノサイトとモンゴルへの侵略が行われていたことは初めて知った。
日中戦争前後におけるモンゴル民族を取り巻く状況。私も含めて知らない日本人も多いのではないだろうか。 著者もモンゴル出身者であってモンゴルの民族自決に対する強い思いが随所に感じられる。満州国に組み込まれたモンゴル人、戦争後の運命等列強に左右されるモンゴル民族の悲哀を感じる。 今でこそ相撲等でなじみ...続きを読むがあるモンゴルだが、本書記載の民族としての背景を知ることが出来る貴重な一冊と思う。
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日本陸軍とモンゴル 興安軍官学校の知られざる戦い
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楊海英
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