内モンゴル紛争 ──危機の民族地政学

内モンゴル紛争 ──危機の民族地政学

770円 (税込)

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4.0

2020年夏、中国政府は内モンゴルの公教育からモンゴル語を排し、中国語を母語として押しつける決定を下した。なぜ中国は民族同化政策を採ろうとするのか。それを理解するにはユーラシア史の中でモンゴルを見る地政学的視点が必要だ。遊牧民の世界、チンギス・ハーンのモンゴル時代、イスラームとの関係、近代国家形成・民族自決問題、日本による植民地化、ソ連・中国による分断などのモンゴルの歴史の要所を明快に解説。そこから現在の内モンゴルにおける紛争の深層を照射する。

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内モンゴル紛争 ──危機の民族地政学 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    「内モンゴル紛争 危機の民俗地政学 楊海英 ちくま新書 2021年」ウイグルに目が行きがちだが、内モンゴルのモンゴル族(人)も中国で虐げられているという話。モンゴルと宗教や、パンテゥルク主義思考(モンゴル、カザフ、ウイグル)、ソ連、満州国との歴史など非常に面白いが虐殺の数字の信憑性が疑問

    0
    2021年02月06日

    Posted by ブクログ

    2020年夏、中国政府は内モンゴル自治区の教育からモンゴル語を排除し、中国語を母語として押しつけることを決定した。香港やウイグルでの弾圧が注目を集めるなか、内モンゴルでの民族政策の実態とは? 主に元朝以降のモンゴルと中央アジアの歴史、内モンゴルで起こった民族紛争などから読み解く。

    内モンゴル出身の

    0
    2022年10月05日

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