日本の少子化 百年の迷走―人口をめぐる「静かなる戦争」―

日本の少子化 百年の迷走―人口をめぐる「静かなる戦争」―

1,232円 (税込)

6pt

3.8

日本の人口の減少速度はこれからさらに加速し、毎年数十万人単位で減り続けることになるという。戦争でもこれほどまでの急減をもたらすことはないだろう。一体なぜ、ここまでの惨状を招いてしまったのか?――実は、そこには国家の衰退を根幹から導くよう、他国より仕掛けられた「静かなる有事」が存在した。驚きの裏面史。 ※新潮選書に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。

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日本の少子化 百年の迷走―人口をめぐる「静かなる戦争」― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とても恐ろしい内容だった。

    なぜ戦前の日本が海外膨張策をとらざるをえなかったのか、
    はたまた、海外移民なんていうものがあるのか。

    それらの疑問をいっぺんに解き明かしてくれる。

    0
    2020年07月01日

    Posted by ブクログ

    江戸時代中期~後期、日本の人口は概ね一定に保たれてきた。
    しかし明治維新後、工業や医療が発達し、人々の生活が豊かになって死亡率が下がり、人口増加に転じた。

    第1次世界大戦で欧州の産業が停滞し、日本は工業国へ脱皮する。
    工業化の波は、農村の若者を都市部へ迎え入れた一方で、農村の生産性は伸び悩み「食糧

    0
    2020年04月26日

    Posted by ブクログ

    GHQが関わった人工妊娠中絶を認める産児制限から出生数減少始まってたのか。とはいえ現代はそれ以外の要因も多いだろう。

    0
    2019年02月02日

    Posted by ブクログ

    人口問題は現在のことではなくかなり先の将来の問題。よってこの問題ほど長期スパン、歴史でみる意義のある分野もない。本書は日本の人口問題が戦前、戦後、現在とどのような変遷を経て、ついには目の前の大問題になってしまったのかを紐解いていく。

    時系列で見ていくと、安定的だった江戸時代の日本の人口を"

    0
    2016年04月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    論理の根拠がとても詳細に調査されたもの。
    産経新聞のコラムで「もし、優生保護法が成立せず、堕胎が行われていなければ」を視覚化したグラフに感銘して借用予約したものと思う。
    しかし、本書を手にして、絵や図がほとんどなく、段落替えも少なく文字がびっしりのページが300ページもつづくことに、少々いやけがさし

    0
    2016年02月17日

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