三毛猫ホームズの戦争と平和

赤川次郎

親戚の法事の帰り道に迷ったホームズ一行は、車の大爆発に遭い、それぞれ敵対する別々の家に助け出される。しかも、ホームズは行方不明になってしまい……争いを終わらせることができるのか！？ 第39弾。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 角川文庫
• シリーズ: 三毛猫ホームズシリーズ
• 電子版発売日: 2016年05月25日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★☆]

三毛猫ホームズシリーズはユーモアミステリと捉えられるが、ひとつひとつの作品に読者にメッセージを送っている。本作は特に家族の絆や愛憎が感じられた。表題作「〜戦争と平和」は舞台設定がぶっ飛んでいて(色んな意味で)面白かった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

短編集。個人的にこの本のタイトルになっている戦争と平和が好き。
現代日本のどこか田舎の村で隣り合った集落が本当に戦争（銃や地雷を使って人を殺す）をやっている設定。そこに迷い込んだ現代の常識をもつ２人。
すべてあっと言わせるような話ではないが、設定が興味をひかれる。