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Posted by ブクログ 2018年11月10日
がんについての深い考察が、実に参考となった。
本には二つある。がんをどう治すのか?とがんとは何か?が、そしてこの本は後者に傾注している。
がんとは、そもそも何か?
がんは、なぜ起こるのか?
がんは、なぜ生じるのか?何が生み出すのか?
がんの発生メカニズムとは何か?
がんを、何が進行&成長させるのか?...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月09日
がんの発生や転移の仕組みや治療についての詳しくわかりやすい説明の本でした。
がんの浸潤と転移は、マクロファージの役割の1つである傷口修復と同じプログラムで行われていること、また受精卵の胚の中にある、ある部分から別の部分に正常な細胞が移動できるようにする遺伝子とがんの転移の原因となる遺伝子は同じだそう...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月25日
印象に残った文章。
がんとは、細胞の病気です。正常細胞が狂いだして、無限の増殖能を持つがん細胞になってしまう病気です(37ページ)。
がんは、遺伝子の病気、DNAの狂いによってもたらされる病気です(38ページ)。
人間は物質としての同一性は短時間しか保持できないですが、情報(DNAあるいは、脳の中の...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月25日
立花隆の本ということで買って読んだ。国民の2人に1人がかかり、3人に1人の死亡原因であるがん。まさしく身近になっているがんだが、意外に知らないことが多い。科学的に知ることで、いたずらに怖がる必要もなく、冷静に向かい合えるような気がする。立花隆の本にしては、分かりやすく書いてあるが、もう少し突っ込んで...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月21日
「がんと闘う」のではなく「がんと共生する」
抗がん剤の副作用について、メリット(延命効果)とデメリット(QOLの低下)を秤にかけて選択。
良質な知的消費活動(良質の読書、頭をかなり使わないと読めない本を読んで楽しむ。)あるいは良質な芸術鑑賞活動の維持を犠牲にするような副作用を起こす抗がん剤は受けない...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年09月07日
人間の体は全て皮膚で覆われている。表側が表皮。内側を覆う粘膜質の皮膚が上皮。その上皮にできるがんがカルチノーマ。上皮がん。
がんの八割以上が上皮がん。他は、肉腫、骨腫。
上皮がんが多いのは、人間の体で最も新陳代謝が激しい部分が、体内の粘膜部分だから。
パルスオキシメーターで測る毛細血管の酸素飽和度は...続きを読む
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