深夜プラス1〔新訳版〕

深夜プラス1〔新訳版〕

1,122円 (税込)

5pt

腕利きドライバーのケインが受けた仕事は、ごくシンプルに思えた。相棒となるボディガードとともに、大西洋岸のブルターニュからフランスとスイスを車で縦断し、一人の男を期限までにリヒテンシュタインへ送り届けるだけだ。だがその行く手には、男を追うフランス警察、そして謎の敵が放った名うてのガンマンたちが立ちはだかっていた! 次々と迫る困難を切り抜けて、タイムリミットの零時1分過ぎまでに、目的地へ到達できるのか? 車と銃のプロフェッショナルたちが、意地と矜持を見せつける。冒険小説の名作中の名作が、最新訳で登場!

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深夜プラス1〔新訳版〕 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    冒険小説にして第一級のハードボイルド作品。第一人称でストーリーを進める。
    感情に流されない。スイスイと読み進められる。アル中のガンマンと元諜報部員のコンビで要人護衛の物語が始まる。
    終末の大団円は無いが大傑作だ。

    1
    2022年11月22日

    Posted by ブクログ

    何度読んでも魂が震える。菊池光の訳も良かったが今回の新訳も良い。話が良いんだから当然だ。15年前の戦争で特殊部隊で名を上げたキャントンことドライバーのケインは、弁護士メルランの依頼で、シンプルな仕事を引き受けた。マガンハルトという実業家を大西洋岸からフランス、スイスを横断してリヒテンシュタインへ約束

    1
    2021年01月26日

    Posted by ブクログ

    「深夜プラス1」(ギャビン・ライアル : 鈴木 恵 訳)を読んだ。
    新訳ですね。旧訳(菊池光)で読んだのはもう何十年も前だ。新訳はさらっと読みやすくなってる気がする。

    『だが、キャントンでいるということは数えられない。』(本文より)

    そうなんだよな。
    そういうことなんだよな。

    1
    2020年05月02日

    Posted by ブクログ

    名作冒険小説の新訳版!
    この会話、サイコーにかっこいい!
    初めて読んだのは中学生だったかな、大人になるとより楽しめる気がする。

    1
    2020年03月01日

    Posted by ブクログ

    実際は古いほうの文庫。もう何回読んだか分からないくらい読んでいる。その度ごとに感銘する。ふしぎなものだなあ。

    1
    2019年04月09日

    Posted by ブクログ

    20年ぶりの再読。キャラクター造形からストーリー展開、描かれる葛藤と矜持まで完璧な作品だ。

    いつでも男は龍を追い求める。
    それがひょっとしたら最後の龍である事を決して認めようとせず、戦いを挑んでしまうものなのだ。

    ロヴェルとミス・ジャーマンが、最後の龍に巡り合わずに戦いを終わらせる事を主人公と共

    1
    2016年06月11日

    Posted by ブクログ

    「顧客がブルターニュからリヒテンシュタインに行きたがっているんだが。それを望まない連中がいる。ドンパチもありうる。連れていってやってくれないか?」SOEの元工作員ルイス・ケイン(キャントン)が、パリの弁護士アンリ・メルランから依頼を受けるところから物語は始まる。アル中(dips)のボディガードのハー

    0
    2023年10月24日

    Posted by ブクログ

    冒頭の1ページからラスト1行まで痺れる小説など滅多にあるものではない。冒険小説の名作として散々語り継がれてきた「深夜プラス1」だが、読者が年齢を重ねる程に味わい方も深くなる大人のためのエンターテイメント小説であり、陶酔感でいえば当代随一であろう。優れた作家のみが成し得る唯一無二の世界へとどっぷりと嵌

    0
    2016年08月24日

    Posted by ブクログ

    旧作でも名作であれば面白い。
    設定としては第二次世界大戦の二十年後。主人公は大戦時もレジスタンスとして活躍した運び屋。相棒はアル中のガンマン。運ぶのはフランス人の富豪と美人秘書。
    設定としてはベタだし黒幕も予想通り。それでも次々と刺客が襲ってくるスピーディな展開と色々なツテを活かして目的地へと向かう

    1
    2016年11月04日

    Posted by ブクログ

    20年くらい前に旧訳を読んで以来の再読。前回はやたら面白かった記憶であったが、今回はふつうに面白いといった印象であった。第二次世界大戦の少し後という時代設定は理解するも、やはり現代のエンターテイメント作品と比べると話の筋がやや古く感じるのは否めない。それでも各登場人物の個性が際立っていて、この作品が

    0
    2024年01月16日

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