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いまIT社会に生きるわれわれが直面している問題は、脳内環境の汚染だ!
かつて医療少年院に勤務する精神科医として犯罪をおかした若者たちに向き合ってきた著者は、世界各地で頻発する子どもたちの不可解で無残な犯罪の根底にある原因をさぐるうちに、恐るべき事実に直面する。
ゲームやインターネットが、利用の仕方によっては麻薬と同じような作用を子どもたちに及ぼしてしまうのだ。
異常な少年犯罪も、無気力な子どもたちも、いつもイライラし、喜びよりも不満ばかり感じ、些細なことで簡単に命を絶ってしまう若者たちも、強烈すぎるメディアの刺激に幼い頃からさらされ続けてきたためかもしれない。
発表当時、一大センセーションを巻き起こした警告の書。
Posted by ブクログ 2009年11月01日
ゲームや映像メディアが子供たちに悪影響を与えると言われ続けて久しいが、では何が原因なのか?
ということについて脳科学の観点から述べた本。
映像メディアが作る脳、毒薬としての情報……。
内容はシビアですが、読みやすい語り口でとても面白い。
子供のいる親御さん、自分がゲーム・ネットに少しでも依存してる...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
えーと、まあ、「ゲーム脳」がトンデモとかいわれて、一緒にトンデモとかいわれているようです。
でも、あたりまえに考えて、テレビに全面的に子守を任せておけば、何が起こるかはわかるわなぁ……。
テレビゲームや、テレビというのは、散らからないし、子どもの相手をしなくていいし、まったく「大人にとって」都合の...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月23日
この本を読むと、刺激的な映像がどれほど幼い脳に悪影響を与えているかが分る。もちろん、TV、TVゲーム、インターネットの全てが悪いわけではないのだが、現状をみると規制をするべき状態なのである。特にTVゲームなどは年齢制限を引き下げて各家庭で厳格にまもらせなければいけない。TVゲームをしないわたしなど...続きを読む
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