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Posted by ブクログ 2011年09月26日
この物語に欠かせないものとして激賞されるのは、マノンだろう。でも、私が泣かされたのは、主人公の友人、チベルジュだ。彼の主人公を大切にする気持ちには、参ってしまう。また、この物語はページの残量が極少になっても、まだ話が大きく展開していくため、最後まで目が離せない。デュマ・フィスの「椿姫」はこの物語をど...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年12月29日
主人公デ・グリュウはおバカだ、友人チベルジュはいい人だ、マノンもおバカだ……そう思い、つっこみを入れつつも、だんだんとデ・グリュウに同情し、同調し、マノンに魅力を感じるようになってしまいました。最後に死んでしまうからでしょうか。まあ、もし何だかんだで生き続けたら、たぶんつまらない話だったはず。
しか...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年11月07日
一言で言うと
「空気の読めないバカ女のせいで一人のボンボンが転落していく話」
である。
正直この運がいいだけで常に自分の生まれの良さと優秀さを
鼻にかけるだけで何も考えていない主人公が
ただバカ女に振り回されているだけの話である。
これが一時期はフランスで「恋愛文学の最高峰!」とか
「この物...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月19日
私が持っている新潮文庫版、同じ青柳瑞穂訳ですが、昭和56年36刷。アベ・プレヴォーって筆名(通り名?)は、Abbe(僧侶) Prevost だったんだ、何も知らずに読んでるものだなぁ、おそろし。男(とその人生)を破滅させる女の代名詞のようなマノン・レスコー(昔むかしのわが国の流行歌の歌詞にもあったよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年06月17日
青年グリュウは美少女レスコーに一目ぼれをし駆け落ち。男たちの嫉妬に2人は追い詰められ、彼女自身も欲望に忠実だったことからアメリカ追放への一途を辿り、さらにその先にも破滅への道は続く。
オペラやバレエ等で長く人々に愛されている作品なので読んでおきたく。「ファム・ファタール(男たちを破滅させる女)」を...続きを読む
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