もっと、わたしを

もっと、わたしを

596円 (税込)

2pt

口べた堅太り優柔不断。お世辞にもモテるとは言えない真佐彦がトイレに監禁されたのは、なんと彼女に二股がバレたから。ドアの外で二人の女が言い争うド修羅場の中、いつしか真佐彦は「自分が求められている」幸せを感じ始めて――。イケてない五人五様の人生を優しさとユーモアで描き出す、傑作リレー小説。

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もっと、わたしを のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年05月12日

    何度読んでも面白い。読むたび味が出る。主人公たちが愛おしいダメ人間ばかりで、それでもまえを向いて生きていく姿にいつも勇気づけられる。

    0

    Posted by ブクログ 2011年11月13日

    あったかかったー。



    最初の一作ではそこまで?と思った男性の魅力がわかったり、
    女性との結末がわかったり。
    ある作品ではほとんどかするだけだった登場人物が、
    がっつり主役を張っていてしかも、ちょっときゅんとさせられたり。

    この人の作品はたまらなく優しい。
    本当の意味で等身大。
    しかも恥ずかしい...続きを読む

    0
    購入済み

    ユーモラスな語り口

    2019年11月23日

    この著者のユーモラスで平明な語り口を好んでいる。
    内容的にも人間心理をよく描けていると思う。
    この著者の世間的な評価があまり高くないのはなぜだろうか?

    0

    Posted by ブクログ 2012年06月27日

    くち下手ぽっちゃり優柔不断な真佐彦がトイレに監禁されたのは、彼女に二股がバレたから。
    個性的なんだけど、どこか共感しちゃうキャラクターばかり出てくる。

    愛はちょっとだけ、が一番好き。

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    Posted by ブクログ 2012年03月04日

    登場人物がみな、ちょっとずつイケてない。自分勝手だったりぼんやりだったり。でも現実にはそんなもんなんだよなあとも思う。
    「愛はちょっとだけ」の絵真と麻衣子のやり取りは面白かった。こんなふうに言いたいことを言い合ってしまっても、また繋がっていくことが本当にあるんだろうか、と思ってしまう。

    登場人物が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年11月19日

    ちょっと不器用な人たちが主人公の短編連作。こういう群像劇、好きです。
    どの主人公も強烈で、世間から浮いているようにも思えるけど、自分自身や周りの人も、一人ひとりの人生を掘り下げてみると、それぞれの突出した部分や特異なものは必ずあるんだろうなあと考えさせられます。

    一番印象に残っている主人公はセクシ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年03月20日

    ふつうの短編集だけど、それぞれの話が少しづつ重なっていて、
    登場人物の、それぞれ異なる目線から話が描かれているのが
    面白かった。

    不器用な人って親しみが持てるから、読んでいてニヤニヤして
    しまった。ふつうの人たちの、ふつうの話なのに、笑ったりイラッ
    としたり、納得したりして、のめり込んで読み進める...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    痛快であり、人生。私のカテゴリの人生はもうちょっと重い意味合いなので、痛快にした。

    ダメなところ、会社の姿と普段の姿の共存具合、私も心でつぶやくけれど滅多に外に出さないなーと思うような本音が気持ちよく書かれていると思った。ほんわかした話ではなく、鋭く真実を書いているのだけれど、視線が暖かい。自分に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    面白かった。登場人物、みんな味わいがある。滑稽なところ、自虐的なところ、妙に的確に自己分析を行っているところが好ましい、なによりもみんな一生懸命に生きている!なんだか勇気付けられました。

    0

    Posted by ブクログ 2017年12月30日

    一方的に話す女性の会話を聞いているような感じ。
    ゆえにスピード感があって面白いが、下手に相槌を返すと怒られそうだ。

    0

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