わたしの蜻蛉日記

わたしの蜻蛉日記

605円 (税込)

3pt

4.0

通い婚の時代も今も、恋する女の苦悩は変わらない――。私小説の元祖といわれる『蜻蛉日記』。作家・藤原道綱母は、美と才能に恵まれながら、嫉妬深さゆえに夫・兼家や自身を追い詰めてしまう。彼女の半生記を通して、千年前の女たちの愛と性を読み解く。兼家を光源氏、道綱母を六条御息所に重ね合わせるなど、『源氏物語』を完訳した著者ならではの解釈も。古典名作の新たな魅力と出会える一冊。

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わたしの蜻蛉日記 のユーザーレビュー

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年08月04日

    蜉蝣日記の作者・道綱の母はなぜ蜉蝣日記を書いたのか。
    高すぎるプライド故に、亭主・兼家の女癖の悪さが許せず、乾くことのない愛欲に悩まされる。
    そんな彼女の作品を通して、女の愛について読み解いていく。

    道綱の母が兼家への不満を書けば書くほど、兼家がかっこ良く見えるパラドックスに気づかされます。
    兼家...続きを読む

    1

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