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Posted by ブクログ 2023年04月14日
フォローしている方々が次々に読んでいて、じわじわ読みたくなってきていた乙一さん(山白朝子という筆名もあるんですね!)をついに読む。
結果、とっても好みだった!奇妙さと切なさが絶妙なバランス。
『湯煙事変』『顔無し峠』『「さあ、行こう」と少年が言った』の少し温かみのある切なさが、特に好きだった。
グ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月27日
ああ、いいなぁ、これ。
まるで期待せずに読んだ。
この人の作品はハマるときはハマる。
中には「はぁ?」と首をひねりたくなる著書もあるのだが、今作はすべて良い。
短編集というものは、気に入ったものが1つか2つあればいいかとおもっていたが、9作品のすべてが好きだ。
これは自分的には結構珍しい。
時...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月19日
シリーズ第2作『私のサイクロプス』を先に読んでしまったので、本作(第1作)に遡って読んだ。基本的には耳彦と和泉蠟庵の道中記で、第2作のメインメンバーである輪が一話のみ登場する。
人情味、ユーモア、ホラーのバランスが素晴らしい。
弱者に対して、ほのかな、あたたかい情愛が積み重なっていく過程を描くのが...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月26日
主人公の和泉蠟庵の設定が、方向音痴、わりと空気読(ま)めない、体力は鬼、しかしながら小柄、最終的に禿を気にし始めた時点でもう脳内配役が確定いたしました(……。)
そして長髪などという全くありがたい設定です。
大変けしからん。
耳彦は山田孝之さんが似合いそう。
濱田岳も合いそうだけれど蠟庵とバランス...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年07月03日
すばらしいです。旅本作家の和泉蠟庵と荷物持ちの耳彦の二人組が旅先で奇怪な出来事に出会う連作怪異譚。上品で無駄のない筆致でつづられる奇怪で美しい怪異譚は、人が生きる上で生じる様々な暗い感情を悲しく切なく浮かび上がらせる。でも決して暗すぎることはない。マイペースな和泉蠟庵の迷い癖はすでに呪いのようなもの...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月12日
かなりおもしろかった。
短編集。
ラピスラズリ幻想
何度も人生繰り返して強くなる系の話は好き。トムクルーズ主演のあの映画も然り。ラストは切ない。この作者の切なさエンドは効くね。
〆
これもお気に入りの話。目に見えるものだけを嫌がったりするようなことは多い。スマホには便器並みの菌がいるとかそういう...続きを読む
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