龍馬史

龍馬史

509円 (税込)

2pt

坂本龍馬を斬ったのは誰か? 黒幕は? 幕末最大のミステリーに挑んだ
気鋭の歴史家が、史料の丹念な読解と巧みな推理でついに謎を解きあかした。

自筆の書状から龍馬の内面に迫り、龍馬が生きた幕末という時代、土佐藩の事情などを一つ一つ検証。既成の枠にとらわれない自由な発想の持ち主が生まれた背景にも迫ります。

坂本龍馬の生涯をたどることで、複雑な幕末史が分かる。

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龍馬史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年05月14日

    坂本龍馬に関する本は星の数ほどあるけれど、分かっている事実をこうも客観的に列挙して論考を重ねた本はあまり見られなく貴重。説得力を持ってぐいぐい迫ってきます。

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    Posted by ブクログ 2021年05月08日

    第三章の龍馬暗殺に関する記述は、偶然にも読んだばかりの「陰謀の日本中世史」の幕末編みたいな感じ。数々の陰謀説を否定し、冷静に事実を結論づけているのが良かった。

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    Posted by ブクログ 2020年10月12日

    坂本龍馬を通して幕末の歴史を大いに語ったこの本。

    坂本龍馬といえば、薩長同盟や大政奉還などが評価されているが彼の真骨頂は海軍の創設という話、さすが歴史家。
    彼の生まれ育った環境や様々な史料から分析されていてとても面白かった。

    彼の為人を自筆の手紙から分析した第一章。
    龍馬を中心とした幕末の流れを...続きを読む

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    購入済み

    おもしろくて読みやすい

    2018年11月06日

    非常に面白いです。司馬さんの竜馬がゆくが好きな人は、この本を読むとより理解が深まります。おすすめです。

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    Posted by ブクログ 2018年04月06日

    坂本龍馬の現存する百三十九通の自筆の手紙の中から十五点を選び、年代順に追っていき、龍馬とはどのような人間だったのかに迫る。

    一次資料の自筆手紙から龍馬の性格、思考、節目節目の行動、人間関係、幕末の政局にどのようにかかわったのかを読み解くわけだけど、龍馬って本当になんでも手紙に書いちゃうんだね。

    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年12月26日

    坂本龍馬の手紙や、歴史資料を分析し、分析結果を説明し、幕末を理解させてくれた作品。

    「司馬遼太郎の龍馬がゆく」や「大河・長編ドラマ」のような情緒的な内容を全否定ではなく、フィクション部分を丁寧に補足・反論し、優しく説明してくれ、素晴らしい。

    最大の見どころは、安っぽい龍馬暗殺陰謀説への反論であろ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年08月17日

    史料を丁寧に当たる著者だからこそ信頼できる、と思った。司馬遼太郎『竜馬がゆく』が現代人に坂本龍馬のイメージを与えた功罪は大きい。司馬氏が当該作品をフィクションであると公言しても、他に龍馬を伝える一般書が無かったことも大きい。その意味で、本書は龍馬の手紙や、幕末の情勢から、龍馬が志士として活躍するまで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年02月14日

    いまだ諸説ある龍馬の暗殺説。磯田さんのアプローチはいつも具体的かつリアリティがあって興味深い。黒幕は松平容保か〜なるほど。

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    Posted by ブクログ 2015年12月07日

    龍馬と言えば薩長同盟や大政奉還を成し遂げたというイメージが強いが、それは薩摩や長州の実力者が考えたことを、龍馬の持ち前の行動力で実行した「補佐」というのが実態である。

    龍馬の最大の実績は個人の海軍を創設したことであり、亀山社中という商社を作り上げたことである。

    龍馬は政治家というよりも政治現象を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年06月29日

    龍馬の実像がわかる本。あまりにも美化されすぎた龍馬の本当の話を教えてくれた。龍馬関連の中では特におもしろい本だった。

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