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坂本龍馬を斬ったのは誰か? 黒幕は? 幕末最大のミステリーに挑んだ 気鋭の歴史家が、史料の丹念な読解と巧みな推理でついに謎を解きあかした。 自筆の書状から龍馬の内面に迫り、龍馬が生きた幕末という時代、土佐藩の事情などを一つ一つ検証。既成の枠にとらわれない自由な発想の持ち主が生まれた背景にも迫ります。 坂本龍馬の生涯をたどることで、複雑な幕末史が分かる。
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Posted by ブクログ
ページ数は多く無いが非常に分かりやすい上に説得力がある。龍馬暗殺については多分本書の通りだろう。 それよりも本書を読んで坂本龍馬から学べる事が多い。①フットワークが軽い②考え方が柔軟③手紙などで自分の考えを直ぐにアウトプットする 以上は時代を超えても通用するだろう。肝になる人物には必ず会いに行ったり...続きを読む通貨にまで目をつけていたりと先見性もある。また無邪気ではあるが紀州藩への対応のように悪辣な時もある。この悪辣さは関わりたくは無いが味方にしたら大きいだろうと思える。
坂本龍馬に関する本は星の数ほどあるけれど、分かっている事実をこうも客観的に列挙して論考を重ねた本はあまり見られなく貴重。説得力を持ってぐいぐい迫ってきます。
坂本龍馬を通して幕末の歴史を大いに語ったこの本。 坂本龍馬といえば、薩長同盟や大政奉還などが評価されているが彼の真骨頂は海軍の創設という話、さすが歴史家。 彼の生まれ育った環境や様々な史料から分析されていてとても面白かった。 彼の為人を自筆の手紙から分析した第一章。 龍馬を中心とした幕末の流れを...続きを読む把握できる第二章。 そして龍馬暗殺の黒幕に迫る第三章。 幕末はややこしいけど面白い、それを実感できる本でした。
おもしろくて読みやすい
非常に面白いです。司馬さんの竜馬がゆくが好きな人は、この本を読むとより理解が深まります。おすすめです。
坂本龍馬の現存する百三十九通の自筆の手紙の中から十五点を選び、年代順に追っていき、龍馬とはどのような人間だったのかに迫る。 一次資料の自筆手紙から龍馬の性格、思考、節目節目の行動、人間関係、幕末の政局にどのようにかかわったのかを読み解くわけだけど、龍馬って本当になんでも手紙に書いちゃうんだね。 ...続きを読むこれ敵対している側に読まれたら不味いじゃんって内容もバンバン書いちゃってて、著者もいうように自分は死なないという根拠のない自信と奔放であけすけな性格が調書でもあるけど短所でもあり寿命を縮めたんだろうな。 第三章は龍馬の暗殺について様々な説を手紙とその他の資料などを用いて分析し、結論を出している。 この本が出た後だと思うけど、一度テレビで著者と同じ説を取ってるのを見た覚えがあるな。 NHKだったかな?
坂本龍馬の手紙や、歴史資料を分析し、分析結果を説明し、幕末を理解させてくれた作品。 「司馬遼太郎の龍馬がゆく」や「大河・長編ドラマ」のような情緒的な内容を全否定ではなく、フィクション部分を丁寧に補足・反論し、優しく説明してくれ、素晴らしい。 最大の見どころは、安っぽい龍馬暗殺陰謀説への反論であろ...続きを読むう。著者の学者としての矜持を感じる。 調査研究の甘い視点を活字にするな!という著者の心意気を読めたのは、私だけでないはず。
史料を丁寧に当たる著者だからこそ信頼できる、と思った。司馬遼太郎『竜馬がゆく』が現代人に坂本龍馬のイメージを与えた功罪は大きい。司馬氏が当該作品をフィクションであると公言しても、他に龍馬を伝える一般書が無かったことも大きい。その意味で、本書は龍馬の手紙や、幕末の情勢から、龍馬が志士として活躍するまで...続きを読むの経緯、そして暗殺の首謀者を断定するまでの筆致で、歴史学者としての所見を知ることができた。
いまだ諸説ある龍馬の暗殺説。磯田さんのアプローチはいつも具体的かつリアリティがあって興味深い。黒幕は松平容保か〜なるほど。
龍馬と言えば薩長同盟や大政奉還を成し遂げたというイメージが強いが、それは薩摩や長州の実力者が考えたことを、龍馬の持ち前の行動力で実行した「補佐」というのが実態である。 龍馬の最大の実績は個人の海軍を創設したことであり、亀山社中という商社を作り上げたことである。 龍馬は政治家というよりも政治現象を...続きを読む事業化することに長けた「商人」であった。 龍馬暗殺にはいまだに様々な諸説が飛び交っているが実はそれほど謎はない。 実行犯は京都見廻り組であり、その実行を指示した黒幕は会津藩の松平容保である可能性が濃厚である。
龍馬の実像がわかる本。あまりにも美化されすぎた龍馬の本当の話を教えてくれた。龍馬関連の中では特におもしろい本だった。
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