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弾道ミサイル発射、核実験、南北朝鮮の休戦協定の白紙化通告、ムスダンミサイルの配備――なぜ北朝鮮は、この一年あまりの間、好戦的な発言と挑発を繰り返してきているのか。そこには、金正日の死後半年足らずで党・軍・国家の最高首位のポストに就かざるを得なかった金正恩の深刻な権威不足という事情がある。いま金正恩指導部で何が起きているのか。北朝鮮ウォッチャーとして長年にわたり活躍してきた第一人者が現状を的確に分析し、日本や国際社会がとるべき対応を提示する。
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Posted by ブクログ
金正恩体制に入ったのちの、北朝鮮の行動の原因について、資料を丁寧に読み込むことで解説。「労働新聞」の政論(コラム)の重要性など、初めて知ったことも多い。 何故、北朝鮮がミサイル(人工衛星)発射に固執するのか、今年初頭の北朝鮮の挑発的な態度にはどのような意味があったのか、などを北朝鮮の体制内部の動きか...続きを読むら、その意図を探り出している。 第三章の、今後の予測ではやや北朝鮮の動きを楽観視しすぎているきらいがあるように思われるが、総じて良書である。 「北朝鮮には北朝鮮なりの『思考様式』や『行動様式』があり、多くの場合われわれのそれとは相いれない」が、「北朝鮮の『土着固有の論理』を丁寧に辿っていくと、彼らの行動がまったく『予測不可能』ということにはならない」という著者の言葉は非常に重要である。 北朝鮮をみるとき、ぼんやりと「何をするかわからない危険な国」と思いがちだが、一度北朝鮮の「理論」を理解してみることは、北朝鮮の隣人として、必要なことかもしれない。
北朝鮮現代政治の研究者ながら伊豆見元氏の本は珍しい。よくまとまった本と言っておきたい。逆に北朝鮮本にありがちな、妙に面白がるところもないのでその意味では退屈と思う人もいるのではないか。 まず最初に強調されているのは金正日と違って、金正恩には世襲に時間がかけられず、すべてを急ピッチというか、付け焼き刃...続きを読む的にこなす必要があったということ。核実験や「衛星」発射の後は比較的穏やかだが、これからどうなるのか。
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北朝鮮で何が起きているのか ――金正恩体制の実相
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伊豆見元
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