七つの棺

七つの棺

753円 (税込)

3pt

3.2

町内相撲の横綱は体育館の中で、引退した大富豪は書斎の中で、やくざの組長は核シェルターの中で、一本柳家の新郎は離れの中で、女性デザイナーはカプセルリフトの中で、それぞれ殺されていた。しかも現場は、どれもこれも密室状態!? 続発する不可能犯罪に挑むのは、関東平野の一隅にある町の警察署に勤務する黒星光、三十八歳、独身。密室の魅力に取り憑かれ、人生を踏み外しかけている迷警部は、いかに難事件、怪事件を解決するのか……? 奇才折原一の出発点となった記念すべき第一作品集の改訂増補版。/解説=山前譲

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七つの棺 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年08月31日

    ポオをはじめカーや横溝など古今東西の推理作家はもちろん、ミステリ・ファンをも魅了してやまない密室。7つの短編全編が密室殺人という、ファンには堪えられないデビュー短編集。新装版。

    黒星警部と七つの密室殺人。奇才・折原一の出発点となった記念すべき第一作品集。 (「BOOK」データベースより)

    「密室...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年07月01日

    密室なんて、やっぱり存在しないんやなぁ。「密室」の中で死んでたのは、みんな「他殺」じゃなかった。見せかけが大事なのか。

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    Posted by ブクログ 2013年09月23日

    密室話ばかりの作品集。
    黒星警部が主人公、といか狂言回し。
    ミステリ好きがこうじて仕事に差し障るというとんでもさん(笑)
    1つぐらいは活躍させてあげてもよかったかも~。

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    Posted by ブクログ 2013年10月04日

    密室殺人をテーマにした短編集です。
    使い古された密室トリックをパロディー風に茶化して書いています。ガチガチの本格を期待している方は拍子抜けします。
    しかし、短編すべてが有名作品のオマージュになっていますし、捻り具合もなかなかです。本当に成功したら完全犯罪に成り得る密室殺人もあり、決して馬鹿に出来ませ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月06日

    意欲作なのは十分伝わってくるけど、少し肌に合わなかったかな。
    発想自体は面白いと思うので、見せ方の問題かもしれませんが。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年06月17日

    ネタバレ

    全編密室モノ、というのは推理小説フリークとしては書いてみたい(読んでみたい)魅力あふれるものである。
    そんな意欲作。

    密室の王者
    ・「バンザイ」のやつ、なんだかどこかで見たような見てないような。まさかなあ、と思ったモノが「正解」だとは。
    たまにこういう事故が起こっているし、それでデジャ...続きを読む

    0

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