老子

老子

1,188円 (税込)

5pt

古代中国の書『老子(老子道徳経)』は、熾烈な戦国時代を生き抜く処世の知恵であり一種の統治理論であるが、同時に、世の中と人間についての深い洞察力によって、人類の教科書ともいうべき普遍性を持っている。ここで説かれる平和的で、自足、素朴なあり方、謙虚さは、時代や地域を超えて、現代の人々の心に直接訴えかける。

...続きを読む

老子 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年01月13日

    稀に見る訳注の丁寧な中国古典の書籍。あとがきを含めて453ページの厚みになったのは、その注釈の丁寧さにある。解説に、楚簡『老子』と帛書『老子』の比較についての言及もある。

    0

    Posted by ブクログ 2018年05月24日

    孔子とはまた違った老子の教えは非常に柔らかい印象を受ける。だからといって弱いわけではなく道は険しい。ルソーに通じるものがあると思う。ルソーは老子を知っていたのかな? と思ったりもする。足るを知りつつ素朴に生きる感じとか。直感的に人が感じる理想はある程度共通するのではないかなと思った。ひとつひとつの章...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年04月21日

    老子が大好きなので買いました.
    現代語訳,書き下し文,原文,解説と,すごく充実しています.

    暇があればぱらぱらと見てます.

    24章や36章がかなり好きです.

    0

    Posted by ブクログ 2014年05月24日

    1993年に出土した最古の書を踏まえた最新の老子。

    講談社学術文庫の金谷先生の訳とこちらを読んだが、
    金谷先生の方は内容に対する解説が有り解りやすく、
    こちらは訳に対する解説が有り学術的で、
    春秋戦国時代の原本の内容を加味しているので、
    老子という書の本来の姿はこちらの方が近いと思われる。

    始め...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年11月03日

    力まず、迷いもせず、いつも自分らしく過ごす。
    複雑な世の中を、素晴らしく可能性に満ちた興味深い世界に変えてくれる。いつ読んでも心が落ち着きます。

    0

    Posted by ブクログ 2010年09月07日

    最近、論語に関する本が流行ってるみたいだけど、今の人たちはむしろこっちを読んだほうがいいんじゃないかな?

    論語との違いから老子の思想を説明すると、論語の根底にある考え方は用をなすのは表象のみという考え方なのに対して、老子は無ということの役割を説いている。論語がソリッドなのに対して、老子はダイナミッ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月06日

    自然科学的な視点から万物の根源に迫る。
    無為自然。作為的なことをしない。あるがまま、自然の法則にまかせる。上善如水
    「道」は天地万物の根源。普遍的なもの。
    道から外れるものは、目的を果たしてもさらにその先のものを得ようとして体を壊したり、苦しんだりする。

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月26日

    外的な環境と争わず、水のようにあるがままの状態に身をゆだねよ。何もしなければ、あるべきところに収まる。余計なことをしないことで、逆に多くのことが実現される。他と争わず器に従って形を変え、自らは低い位置に身を置く。最高の善は水の如し。上善如水。▼万物を生み出し成立させる根源的な原理(道)が大切。大いな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月03日

    訳も分かりやすく原文も載っているので満足。いろいろな解説本があると思うけど、原文を読んで自分なりの解釈なり考えなりに耽りたい。

    0

    Posted by ブクログ 2021年03月01日

    現代文、古文、漢文の3つで書かれている。
    大まかな内容は理解できるが、
    具体例があるわけではないので、何かで補足しながら読むのがいい。
    「韓非子」などで補足してもいいと思う。
    老子の教えは不朽であり、特に、現代社会を生きていくうえで役立つと思う。

    0

老子 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

岩波文庫 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

蜂屋邦夫 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す