母という病

母という病

979円 (税込)

4pt

母親という十字架に苦しんでいる人へ――。 昨今、母親との関係に苦しんでいる人が増えている。 母親との関係は、単に母親一人との関係に終わらない。 他のすべての対人関係や恋愛、子育て、うつや依存症などの精神的な要因ともなる。 「母という病」を知って、それに向き合い、克服することが、不幸の根を断ち切り、実り多い人生を手に入れる近道である。 現役精神科医による、あまりにも感動的かつ衝撃的な提言!

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母という病 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    動物、人は、母から産まれてくる。
    母が子を育てることは、当然、本能とされている。
    「母だから」「母なのに」・・・
    その言葉に傷つく女性=母たちが大勢いる。

    母なる大地、母は太陽、母なる海・・・などと、
    母は偉大な存在なんかではない。
    土砂崩れを起こしたり、雲に隠れたり、津波になったり、決して平穏な

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    2023年11月17日

    Posted by ブクログ

    岡田先生の本を読むと過去の経験がまるっと受け入れられるような感覚になる

    「過去の傷や渇きはそのままにしておいても絶対に消えることはない。だからこそ正面から向き合わなくてはならない」という旨のことが本書で述べられていた
    これはなかなかに難しく、大変なことだ

    "信じること"がどう

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    2022年03月20日

    Posted by ブクログ

    家族関係の問題では、夫婦(両親)のどちらかだけが一方的に悪いということは絶対にないということを、この本を読んで理解しました。
    この著者の本には、必ずと言っていいほど「愛着障害」や「安全基地」という言葉(概念)が出てきますが、この本でも後半(第7章「母という病」を克服する)の中で書かれていました。

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    2020年04月15日

    Posted by ブクログ

    現代で急激に増えている心の病のかなりの部分をカバーする内容ではないかと思う。新型うつとか、境界性パーソナル障害とか、発達障害とか色々な病名があるが、すべてここに行き着く気がする。現代に生きる人の必読書と思う。特に親は、この本を読み、子供と向き合ってほしいと思う。特に、子供が良い子で、うまくいっている

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    2019年12月24日

    Posted by ブクログ

    自分がこれまで苦しんでいた理由がまさに本書に記されていた。
    母という病に知らず知らずのうちに侵され、ダメな自分は生きる価値がないと嘆き、悩み、ひたすら自分を責め続けた。
    この本に出会うことができて本当によかった。
    少しずつでもいいので、自立して自分を確立させていきたいと思う。
    著者の岡田さん、ありが

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    2015年03月14日

    Posted by ブクログ

    母子関係はかくも子供の人格形成、人生に影響を与えるものかと改めて知らされる。母親の代わりは絶対どこにも無い中、働きながらの子育てをどう考えるべきなのかなと、特に予定もないけど考えてみる。
    後半は母子関係を軸に広くコミュニケーションについて参考になる説明も多い。手帳に書きとめたので、たまに振り返って自

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    2014年08月14日

    Posted by ブクログ

    若い頃は 母の理不尽を感じながら気付かぬ振りをしていたけれど、年齢を重ね自分も母になってから、子供達には自分がされて来た事をしない様に 無意識に意識していたことを最近になって認識したようです。多分 後数年以内には亡くなるであろう母が生きている間に この本を読まなくては、と強く思った。読みながら、自分

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    2014年05月22日

    Posted by ブクログ

    この本は、実際に母親のことで悩んで、進めなくて、がんじがらめにされて、断ち切れない、どうにもならない、思いで生きてきた人にしか、理解できないのではないでしょうか?

    長い間、苦しめられてきた存在の分析を、少しづつ出来るようになり、楽にはなってきた。

    だが、不信感、嫌悪感しか抱けない(子供の頃は、何

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    2014年03月19日

    Posted by ブクログ

    母親の存在の大きさに驚いた。それぞれの人の価値観や考え方は過去に起因することは分かっていたが、経験を受け止める皿として母親の存在があるため、それが重要。乳幼児期の母親の存在がオキシトシンの受容体の数に影響することが衝撃的だった。
    人のどんな行動も愛着を求めてゆえだと思えると対処しやすくなる感じがした

    0
    2024年01月10日

    Posted by ブクログ

    母の存在、そして愛の関係性がどんなに重要かということを改めて思い巡らしながら読み進めた。紹介されるケースに自分自身の身を置きながら、私と母との関わり、私と娘との関わりを考察してみるきっかけとなった。

    そもそも、「完璧な自分」「理想の自分」って、そんなに良いものだろうか?それは、本当に自分が望むもの

    0
    2023年07月08日

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