蝶狩り

蝶狩り

770円 (税込)

3pt

3.4

女子高生、風俗嬢、キャッチガール、キャバクラ嬢――。アイドルばりの恵まれた外見で流行の服に身を包む彼女たちが忽然と消えた。人捜し専門の調査事務所を営む桜庭は依頼を受け、腐れ縁で「逃がし屋」の御曹司・桧林と、親友でヤクザの二代目・松村の協力を得て、失踪した女性たちの行方を追う。彼女らに近づくにつれ明らかになる哀しい現実とは……? 艶やかさの内側に氷を隠した蝶たちに、ちょっとさえない探偵・桜庭が迫る!

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蝶狩り のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    お話は面白かったのに、オチが投げっぱなしに思えてしまった……
    続編を出しやすい終わりとも言えるけど期待薄。

    キリエのように自分の思考に愚直に生きてみたかったのかな……変容は吉と出るか凶と出るか。

    0
    2017年10月28日

    Posted by ブクログ

    最後に見つけたい人が見つかるまでは面白かったけど、他の方の感想にもあるようにラストが投げて終わって、どこに投げたのかも生憎無知なもので察せないまま終わりました。
    渚ちゃんとどう折り合いをつけるのかだけでももうちょっと知りたかったな。

    0
    2021年01月07日

    Posted by ブクログ

    参加者それぞれが淡白に絡んでく。

    それぞれが人間関係にのめり込んでいかない感じで
    ストレスを感じない。

    終り方も締まりませんが、まぁいいか~。

    0
    2012年06月10日

    Posted by ブクログ

    大好きな五條瑛さんの本だったし、
    ★たくさんつけたいな、と思っていましたが…。

    この手の話はほかの人でも書けますので、
    彼女にしか書けない次作に期待したいです。

    キリエちゃんの魅力が登場人物にも、読者にも
    伝わってこないのが残念。
    終わりもちょっと尻すぼみ。

    0
    2010年04月14日

    Posted by ブクログ


    うーん。

    五條 瑛さんの作品をあたしは、敬愛している。
    硬質な文章に、緻密な描写。息詰まる程の現実感に溢れた壮大なドラマ。

    それを期待して読んだのだが・・

    文章はさすがの五條ブシ。
    探偵物の筆運びと軽い言い回しは、原寮の、あるいは野沢尚のタンテイのよう。

    ボンクラな御曹司と共同生活をしなが

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    「私がいなくなっても誰も探さない」というのがキーワードかな。夜の新宿、乾いた都会、ハードボイルドな探偵小説。リアリティには欠けるけど、エンタメなんだからいいんじゃない? まだ続きます、と気を持たせるエンディング。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    連作短編集。祥伝社文庫「冬に来た依頼人」の続編。たぶん。

    中年男子が時折ハードボイルド・ポエムを挟みつつ、見目麗しい男どもときゃっきゃしながらダイヤモンド・ハートの美少女を追いかける探偵物語。

    ひさしぶりの五條作品でしたが、相変わらずの芸風でした。楽しませていただいた。

    0
    2009年10月07日

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