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Posted by ブクログ 2019年04月16日
嫁いだ先の王様にはすでに好きな人(しかも妾にしてしまう)がいて、生真面目な主人公はつまはじきにされてました。けど、良い人と巡り合ってハッピーエンドに終わりますというコバルト文庫らしいご都合展開でした。でしたが、主人公がいい子だし、最初の不遇っぷりから幸せになる流れがとっても気持ちいいくらいの展開だっ...続きを読む
始まりからしばらくはつらく、あっという間に時が流れていく。
少し駆け足な流れなので、もう一冊分くらいエピソードがほしいなぁと思いました。
挿絵は綺麗なのですが、話の重さとヒロインの年齢に合っていないようなきがしましたが、少女小説ですのでありなのでしょう、きっと。
読後感はよいです。
Posted by ブクログ 2016年04月02日
ひさしぶりにコバルトを読みました。評判通りとても面白かったです。
不遇なルクレツィアが懸命に己の責務を全うしようとするさまは、読んでいて涙が出ました。
惜しいと思ったのは、生真面目すぎるルクレツィアが意識的に笑顔を作れるようになっても、メルヴィンはとっくに落ちていたので彼との恋愛にはあまり役に立って...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月21日
王太子妃として嫁いだ先には、すでに最愛の女性がいて
最大の務めを果たせなくなった主人公。
よくある、愛し合う男女の障害、になった主人公。
こうなる前に色々話し合え、というよりも
王太子も最初に言っておけ、と思う最初。
傷つけないように、とか言うならば、単なる逃げ、です。
それでも強く立とうとして...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月13日
ジャンルとしては少女向けの小説らしい。つまり僕とは対極に位置している代物。亡国の王妃という設定に興味が湧き、確認をせず買ってしまったが、不覚にも?とても面白かった。ただひと前では読めないなきっと。
あらすじ(背表紙より)
ルクレツィアは、15歳でアウガルテン王国の皇太子妃となった。しかし皇太子シメオ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月13日
『威風堂々惡女』の白洲梓さんのデビュー作、評判も良いようなので読んでみました。
ルクレツィアは王妃となるべく育てられ15歳で皇太子シメオンに嫁ぎますが、シメオンには愛する女性マリーがいて見向きもされません。王が崩御し、王妃となったルクレツィアはシメオンに放っておかれ惨めな思いをしますが、王妃とし...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月18日
前半の王妃の悲劇の連続に目を離せず一気読み。
ヒーローの登場が遅く、ヒロインがヒーローを好きになる過程がいまひとつだった。そこをもっとしっかり出せば、最高だったかも。
恋愛として読めば物足りない。いや、王国攻防記としてもそうかな。
後半詰め込みすぎで中途半端な感じはしたけど、それでも一気読みさ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月05日
以下、ネタバレご注意です。
ルクレツィアはアウガルテン王国の有力貴族の娘で15歳。幼少時から王妃になるべく教育を受け、皇太子に嫁いだ。
ところが夫の皇太子シメオンはルクレツィアに指一本触れず、下働きの美女マリーと愛し合っている。
すぐに国王が死去してシメオンが王となるとマリーを正式に側室にしてルク...続きを読む
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