道程―オリヴァー・サックス自伝―

道程―オリヴァー・サックス自伝―

2,970円 (税込)

14pt

4.5

「幼いころ、閉じ込められている気がして、動きたい、力がほしいと願った。その願いは空を飛ぶ夢で一瞬かなえられ、乗馬をしたときにも実現した。しかし何よりも好きだったのはバイクだ」
モーターサイクルのツーリングに熱中した学生/インターン時代に始まり、世界的なベストセラー医学エッセイの著者になったいきさつ、そしてガン宣告を受けた晩年まで、かたちを変えながらも「走り続け」た波瀾の生涯を赤裸々に綴る、脳神経科医サックス生前最後の著作となった初めての本格的自叙伝。

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道程―オリヴァー・サックス自伝― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    訳者あとがきによれば、本書の翻訳作業が佳境に入った頃、著者の訃報を聞いたとのこと。そのタイミングも含めて最初から最後まで驚きの一冊。
    エピソードのひとつひとつの情報量が多くて医学的なことは分からないこともあるのだけど、家族のこと、恋愛のこと、波瀾万丈でドラマティック、かけがえのない人生を丸ごと書き残

    0
    2021年12月30日

    Posted by ブクログ

    この本を通院先の脳神経内科の待合室で読んでいるとき、オリバーサックス急逝のニュースがテレビから流れてきて、しばらく無心状態になった思い出がある。
    その後に主治医の脳神経科医にオリバーサックス知ってるか尋ねたら、知らないと伝えられたのも印象的だった。専門家よりは一般人に知名度があるタイプの人なんだろう

    0
    2021年02月03日

    Posted by ブクログ

     12歳のときの通知表に <やりすぎなければ成功する> と書かれた少年がバイクに、化学に、ウェイト・リフティングに、同性愛に、サーフィンに、ドラッグに‥‥とありとあらゆることに首を突っ込んで、ひたすらやりすぎながら神経生理学の世界を突っ走った脳神経科医の自伝。「レナードの朝」や「音楽嗜好症」等々の世

    0
    2016年02月28日

    Posted by ブクログ

    「レナードの朝」等の医学エッセイで有名なオリヴァー・サックスの自伝。両親が医者の家庭に育ち、紆余曲折の後、脳神経科の医者として診療を行いながら数々の症例をエッセイで紹介し、作家として才能を発揮する。
    彼は仕事の傍ら、オートバイツーリングに熱中したりウェイトリフティングに熱中したり、世界中を旅して廻る

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    2016年01月23日

    Posted by ブクログ

    カオスの窓
    不思議な人々を記述した本人もとても不思議。
    動き続けた心と体をこれだけ記録してるのがさすが。
    改めてサックスコレクション読むべ。

    0
    2016年04月17日

    Posted by ブクログ

    『レナードの朝』『妻を帽子とまちがえた男』『音楽嗜好症』などの作品で挙げられる症例は「人間とは何か」という根源的な問いを感じさせる。作者自身の全てをさらけ出す自伝。

    0
    2016年02月07日

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