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「僕は、王妃を探しに行くよ」降りしきる雪の中、置き手紙だけを残して、ひとり城を出て行ったカテリナ王妃。彼女を連れ戻す決意を固めたルドヴィークは、彼の無事を祈る五人の寵姫たちと、しばしの別れを告げる。しかし、必死で探し回るうちに激しくなった雪で視界が阻まれ、足を滑らせてしまい……。『七番目だけは、永遠に手に入らない』――青い髪の少女が告げた言葉の本当の意味を理解したその時、ルドヴィークが選ぶ答えとは……!? シリーズ、完結。
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Posted by ブクログ
シリーズ最終巻。 城から姿を消し実家(実国)に帰った王妃を追ったルディが妖精の森に迷い込む展開。 シリーズ初めから匂わされてきた7番目がようやく明らかになる。 前巻の読後では6番目がフロリンで7番目が王妃というトンデモ展開を予想してたんだけど違った。 7番目はちょっと意外な人物だった。 いやでも...続きを読むそれって決して手に入らないというより、もともとルディの相手ではないよなあ。 なので、話を引っ張った割にはちょっと肩透かしを食らった気分。 全部と一人の二者択一は、もともと成立しないような気がするなあ。 さて、もちろんルディと王妃がうまくいくだろうことは予想がついた。 まあお約束だし。 吹雪の避難小屋で裸で温めあう男女って、なんてベタな(笑) いやもちろん好きだけど。 それにしても、いわゆるハーレムエンドはラノベにはいくらもあるけれど、これほど堂々と一夫多妻を描いちゃった作品は珍しいのでは?(笑) 後半はなかなかえっちいなあ(笑) アーデルハイドは何をした?とか、 ロッティのは犯罪じゃない?とか(爆) 取りあえず、今回はちゃんと完結できて、よかった。 体調整えて、次回作を書いてもらえたらと思います。
おい、アーデルハイドがデレたぞ!素直になった王妃かわいいよ(雪山での遭難のお約束!)。やっぱりハッピーエンドじゃないとね。1番目から6番目を手に入れた男と7番目だけを手に入れた男。どちらも違うしあわせがある。そっか、あれはスザンカだったんだ。
今まで出ていた楽園シリーズの中で一番ファンタジーらしかった一冊だと思う。カテリナ王妃が7番目じゃなかったことが意外。面白かった。
カテリナのヒロイン力が発揮されていてとても良かった。 7番目を手に入れられないとはこういうことか。 結末は違ってもハッピーエンドなら問題ない。 話がきれいにまとまっていて楽しめた。 4番目、5番目は1巻分使って書いて欲しかったなと。
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